「赤毛のアン」のエラ・バレンタイン
5月6日から劇場公開される「赤毛のアン」のヒロインを演じた新星エラ・バレンタインが来日。SCREENのインタビューに答えてくれた。
ただいま16歳というエラは、小柄で元気いっぱい、聡明さも感じさせてくれるまさにアン・シャーリーにふさわしい少女。
『オーディションを受けた時も、まさか自分が選ばれるとは思いませんでした。カナダでは親から子供に受け継がれていくような有名なヒロインですもの』
と謙遜するが、エラはすでに舞台「レ・ミゼラブル」でコゼットを演じたりしている実力派。歌も大好きだそう。
『この映画ではクリスマスのシーンでみんなで合掌するくらいしか歌声を披露するところはなかったですけど(笑)。ほかにピクニックのシーンがお気にいりで、ダイアナ役の子と楽しくお仕事できました。氷の池の中に落っこちるシーンはCGなどを使って撮影しました』
エラが考えるアンとは?
『若さにあふれて好奇心いっぱいで、悲しいことも経験しているけど、どんな事態にあっても常にハッピーでいられる女の子。今回のアンは、原作者のお孫さんが製作を担当したので、オリジナルに近いアンになっていると思います』
と語ってくれた。実は撮影はプリンス・エドワード島では行われず、『いつか行ってみたいです。日本に来るという夢がかなったから、今度はプリンス・エドワード島ですね』
といまの夢を教えてくれた。
(「赤毛のアン」は5月6日より全国順次公開。SCREEN7月号にも特写とインタビュー未公開分が掲載されます)
photo by Shigeo Sugita