『スター・トレックBEYOND』のサイモン・ペグ
日本では10月21日に上陸する「スター・トレックBEYOND」はサイモン・ペグがレギュラーとして出演しているばかりか、今回はなんと脚本も担当して、彼のユーモアに溢れたストーリー展開と切れ味の良いセリフが活かされている。サイモンにとっては、喜劇映画以外では最初の大作の脚本を手がけることになった。
『J・J・エーブラムズが「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を監督することになって、「スター・トレック」の監督が出来なくなった時、書いてみないかという話が入って、僕は喜んで!と引き受けたんだ。面白いことに僕は「スター・ウォーズ」「スター・トレック」「ミッション:インポッシブル」の3大アクションものに出演してきたから、何とか出来るのだろうと思ったんだろうね。僕は現在の世界の問題、集中と別離、例えば英国のEC脱退などの現象をストーリーに反映してみたとはいえ、僕のユーモアを随所に取り入れ、今までのようにキャプテン・カークとミスター・スポックだけでなく、クルー6人全員が平等に光る時間を与えてみた。アンサンブルとして効果を上げる映画にしたかったから。特にジョージ・タケイ(オリジナル版のスールー役。ゲイの俳優)の思いを汲んで、スールーの役をゲイにしたことにみんなが喜んでくれて嬉しかったね(ただ残念ながらタケイ本人はこの設定に異議を申し立てた)』
『僕の父はジャズのミュージシャンで、キーボードを売る商売をしていた。だから小さい時からドラムを叩いて、10代の頃は「ゴッズ サード・レッグス」というバンドで得意になって演奏していたのだよ。同時にテレビの「ドクター・フー」とスタンダップ喜劇が好きだった。だから今もジャズは大好きだし、喜劇好きが高じてコメデイアンになったのだから。大学の時の卒論は、映画と演劇についてだった。そういう要素がミックスして、今の僕の栄養になったのだと思うね』
(続きはSCREEN10月号で御覧下さい)
Photo by Alex Kazanegras
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「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン
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