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Interview

マット・デーモン

「ジェイソン・ボーン」のマット・デーモン

 アクション映画にドキュメンタリーのような迫真性を持ち込み、世界中の映画ファンを唸らせた“ボーン”シリーズ。三作目「ボーン・アルティメイタム」の最後、すべての記憶を取り戻したボーンが水中で息を吹き返すシーンでシリーズは幕を下ろした。その後スピンオフ「ボーン・レガシー」が製作されるが、主演のマット・デーモンもポール・グリーングラス監督の姿もそこにはなかった。
 しかし三部作完結から実に九年、マット・デーモン=ボーンのシリーズ帰還がついに実現する。主人公の名前をそのままタイトルにした「ジェイソン・ボーン」。誰よりもボーンを愛するデーモンが『シリーズ最高傑作』と言い切る渾身の一作だ。
――シリーズへの復帰を決めた理由は何だったのですか?
『理由はいくつかあるよ。まず、新しい時代にボーンを登場させるため、世界が変化するのを待ってきた結果、今がまさにそのときだと感じたということ。プライバシーVSセキュリティーの問題は昨今大きな話題になっているから、「ボーン」最新作の舞台に最適だと思った。それとこれはポールと僕の個人的な理由だけれど、「ボーンの新作を作る予定は?」ともう何年も人々に聞かれ続けていたからだ。続編を見たいと思ってくれているファンがいるということは新作を作る上で十分な理由だし、人々が期待してくれていることを当然だと考えたり、鼻で軽くあしらったりすべきじゃないと思った』
――前作以降のボーンの生活についての具体的なアイデアはありましたか?
『ボーンのその後については選択肢が二つあった。もし続編を作らないなら、「アルティメイタム」のラストでボーンは自由の身になり、夕焼けの中へと姿を消す。観客はこれで彼が穏やかな日々を送れると考えるだろう。でも続編を作るのであれば、彼は自由の身になったのも束の間、過去の呪縛につきまとわれ、苦悶の日々を送ることになるはずだ。ボーンの物語を続けるなら彼が今でも過去の行いに苦しみ、その報いを受けているような日々を送っていると考える必要がある。だから彼のその後については早い段階で決まったし、そこから今回のストーリーを始めた』
――ボーンがビーチでリラックスしているような絵は想像できませんよね……
『そのとおり! ボーンが地中海で十年も平和な日々を過ごしているとしたら、話が完全に変わってしまうよ。彼はワイナリーを経営していて……なんて話、うまくいかないよね』
(続きはSCREEN11月号で御覧下さい)
photo by Alex Kazanegras

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