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クリント・イーストウッド監督

「ハドソン川の奇跡」のクリント・イーストウッド監督

前作「アメリカン・スナイパー」に続いて巨匠クリント・イーストウッドが選んだ監督作の題材は“アメリカの英雄”だった。だが英雄という華々しい言葉の裏に隠されていた苦い真実を描くことを、イーストウッドは今回も忘れてはいない。
その新作「ハドソン川の奇跡」の主人公は旅客機墜落の危機から乗員全員の命を救ったことで、一躍時の人になったサリーことサレンバーガー機長だ。ここではその時何が起きたか? を描くだけでなく、その後何が起こっていたかにも言及する。
『サリーはとんでもない事態がどんどん悪化している最中でも理性を保てる人物で、パニックにならず問題に対処できる優れた人格者というキャラは、映画で描くのに興味深い対象だ。しかしこの一件においては、あれだけの人命を救ったにもかかわらず、その咄嗟の判断の正否を問う調査が始まった時、サリーは本当の問題に出くわしたんだと思う』
 また20代の頃、イーストウッドは似たような飛行機事故に遭ったことがあるという。
『僕は陸軍にいたんだが、海軍の軍用機に乗ってシアトルからアラメダというところに移動する途中だった。嵐に遭遇して太平洋沖に落ち、気づくと海中にいたんだ。岸に向って数キロほど泳いで助かったんだが「まだ21歳では死んでもいいと思うには早すぎるな」と思ったものだ(笑)。自分の経験とサリーの経験を同一視しないが、似た経験を持つ者として、僕もパイロットだったら、サリーのように着水する方法に賭けたと思うんだ。サリーはニューヨークの地帯に詳しく、誰もがすぐに駆けつけられる最適の場所を選んだんだ。海の真ん中に落ちるのとはワケが違う』
 機長役のトム・ハンクスとはこれが初めての共同作業になる。
『脚本を読んで思いついた候補の中にトムがいたんだが、彼は多忙だった。無理を承知で脚本を送ると気に入ってくれて、スケジュールを割いてくれた。』
(続きはSCREEN11月号で御覧下さい)
photo by Alex Kazanegras

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