「X-MEN:アポカリプス」のマイケル・ファスベンダー
「スティーブ・ジョブズ」「マクベス」と新作の公開が続き、今や世界で最も多忙な俳優の一人ともいえるマイケル・ファスベンダーが、「X-MEN:アポカリプス」で再びマグニートーとして帰ってくる。前作で描かれた1973年から十年後、マグニートーは今回どんな立ち位置にいるのだろうか?
『「ファースト・ジェネレーション」の彼は一匹狼だった。すべてが彼から奪われて、家族からも離れ、どこにも属していない。だからこそ、彼とチャールズ(プロフェッサーX)との関係が興味深いものになったわけだ。「フューチャー&パスト」の後でマグニートーは姿をくらましたわけだが、今や彼は恋をして、家族を持ち、シンプルな生活を営んでいるんだ。特殊なパワーを使わずに、工場で働いている。世界を制覇する時代を後にしたわけだ。映画の最初ではそんな彼を目にすることになるよ。でもそういう生活は長続きしない。なにしろこれは「X-MEN」だからね』
マグニートー役はこれで三度目。役へのアプローチはどう行なっているのだろうか?
『僕にとっては脚本がすべてだ。すべてのヒントがそこに含まれている。それは今回の作品でも「それでも夜は明ける」のような作品のときでも変わらないよ。マグニートー役は身体的な表現が要求されるから、パワーを使う場面はどうしたら一番効果的か、そんなことも考慮した。軍人なら軍人、オフィスワーカーならオフィスワーカーと、演じる者によって体の動き方も違ってくるからね。でもだからといって役作りの基本は同じだよ。とにかく脚本にのめりこむだけだ。それを再現するために全力を尽くすだけだよ』
アポカリプス役のオスカー・アイザックとの共演は撮影前から楽しみにしていたという。
『僕はオスカーの作品の大ファンだから、彼との共演シーンには本当にワクワクした。すぐに相性が合うのを感じたよ。撮影が始まる前日に夕食を一緒にして、翌日の撮影について話し合ったけれど、二人とも熱中した。ちょっと飲み過ぎてしまうくらいにね』
(続きはSCREEN9月号で御覧下さい)
photo by Alex Kazanegras
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