「ファインディング・ドリー」のアンドルー・スタントン監督ほか
2003年に大ヒットした「ファインディング・ニモ」の続編「ファインディング・ドリー」がいよいよ7月16日より日本上陸。前作で大活躍した忘れん坊のナンヨウハギ、ドリーが主役となった今作について、監督のアンドルー・スタントンと製作のリンジー・コリンズに語ってもらった。
──続編を作ろうと思ったきっかけは?
スタントン『3D版の「ファインディング・ニモ」が公開されるのが決まった時に、初めて観直したんだ。まるで家族のホームビデオを見ている気分だったよ。その時になぜかドリーが引っかかったんだ。ドリーはニモとマーリンと出会えていい家族ができたけど、もし迷子になったら忘れん坊だから探し当てられないよな…って。それ以来、ずっとドリーのことが頭から離れなくなってね。でもしばらくは誰にもアイディアを思いついた話はしなかった。少しでも話すと、まとまってない案でも進んでしまうから。飛び出した馬を納屋に戻すことはできないってヤツさ(笑)』
リンジー『別の話をしていた時にさりげなく言われたの。それまで「絶対に続編はやらない!」と言っていたのに突然、「もしやるとしたら、ドリーについての物語じゃなきゃダメだ」と言って部屋を出てったの。多分言った本人より私のほうが重く受け止めたわね』
──ドリーの声を担当したエレン・デジェネレスに続編の話を伝えたのは?
スタントン『僕だよ。エレンは10年くらい前から続編をやりたいと言っていたからね。電話で伝えたんだ。「ハーイ、狼おじさんです。続編は絶対に作らないと言っていたけど、やっぱり作ります」って(笑)。するとエレンはこう言ったよ。「本当!? 私が作りたいって言ったのはジョークだったんだけど」(笑)。10年以上経っていたけど、彼女は何も変わっていなかった。前作と同じスタジオで収録したからタイムスリップした気分だったね』
──ストーリー作りの上で面白かったのは?
リンジー『ドリーがなぜ字を読めるのかとか、なぜクジラ語を話せるのかとか、前作で謎だった部分を上手く利用したの。つまり、字が読めるのはドリーが人間に囲まれた世界で育ったからじゃないか、と考えてみたわけ』
──ということは、前作ではドリーが字を読める理由を考えていなかった?
スタントン&リンジー『その通り!(笑)』
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