「リリーのすべて」のアリシア・ヴィカンダー
日本では3月18日から公開される「リリーのすべて」で、主人公リリーを見守り、支える妻ゲルダに扮したアリシア・ヴィカンダーは、先日のアカデミー賞で見事助演女優賞を受賞。そんな彼女は今回の共演以前からエディー・レッドメーンとは知り合いで、彼に対して好感を持っていたようだ。 『この作品の顔合せ前から、エディーとは何度も会ったことがあるの。彼に会ったことがある人は全員同感だと思うけど、本当に優しくて、謙虚で、素晴らしい人よね。彼のようにオープンで接しやすい人との仕事は、とてもやりやすかったわ。最初からよい関係を築いて撮影に入ることができたから作品を作る上ではお互いに対して率直になれたし、密に仕事をすることができたわ。それって、映画を作る上では重要なことだと思うの。エディーの演技について言えば、あの演技力、役作りの入念さ、リリーというキャラクターに彼がもたらした繊細さ、映画の中で見せたリリーの変化……とにかく圧倒されたわ。彼との共演は素晴らしい経験だった』 映画の中で、アリシア演じるゲルダは夫である人が女性になることを受け入れていくが、その心境をアリシアはどのように解釈し、どう判断していたのだろう。 『ゲルダは私が尊敬する女性像なの。彼女は、その人物が自分自身で気づくより前に、その人が何を望んでいるかを理解することができたのよ。リリーの存在にいち早く気づいて、それを表に出させたのは、ある意味ゲルダだったのよ。誰かを心から、無条件に愛した時、その相手には本当の自分でいて欲しいと考えるものだと思うわ。私はゲルダの、人を見抜く力を尊敬しているの。リリーの存在を認めることはゲルダにとって夫との関係が大きく変わることになるし、困難な状況に対処しなければならなくなる。でも彼女はその点は気にしなかった。実際、彼女にとっては厳しい試練になったし、そのせいでつらい思いもたくさんした。でも何よりも、心から愛するリリーが自分自身を愛することができるのなら、苦労の買いがあったと思うようになるのよ』
(続きはSCREEN4月号で御覧下さい)
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