「ザ・ブリザード」のクリス・パイン
究極の不可能ミッションに挑み、多くの人命を救った実在の沿岸警備隊員バーニー・ウェバーを演じた「ザ・ブリザード」のクリス・パイン。これまで「スター・トレック」のカーク船長や「エージェント:ライアン」のジャック・ライアンなど数々の人気ヒーローを演じてきたパインだが、本作の主人公については全く違ったアプローチが必要だったと言う。
『バーニーは、僕がよく演じる強くて激しいキャラクターとは正反対の人物だった。彼はこれっぽっちも自分のことをヒーローだとは思っていなかったし、記念碑を作ってもらいたいとも思っていなかった。ただ、自分たちがやらなければ多くの人が死んでしまうから、それをやっただけ、という人なんだ』
実際のバーニーはすでに故人となっていたが、さまざまな資料を調べていくうちに、彼の人柄に惹かれていったという。
『彼は内気で内省的で傷つきやすかった。でもとても優しく、寛大な心を持っていた。彼はスターじゃない。自分のことをハンサムだと思ったことは一度もない。本当に普通の人なんだ。そういう人柄を知って、僕は彼が大好きになったんだ』
スター性があり、常に自信にあふれているように見えるパインだが、そんなバーニーの内面を理解できたのだろうか。
『自信にあふれてる? そんなことないよ。思春期を経験したことがあるなら、誰もがのけ者になったり一人きりでいることがどういうものかわかるはずさ。僕は子供の頃、ひどいニキビがあって、ハンサムとは程遠いと感じていた。まったくのろくでなしで、周囲に溶け込めなかった。だから、そんなふうに感じている人物に共感できたし、理解もできたよ』
ただし、この映画はバーニーのすべてを正確に写しとったものではないと言う。
『僕が演じたのは、あくまでも監督がバーニーという人物から作り上げた“キャラクター”なんだ。たとえば、彼とミリアムはあの救助の前にすでに結婚していた。そういう演出は当然あるよ』
(続きはSCREEN4月号で御覧下さい)
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