12月18日公開の超話題作「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」で主役であるレイを演じることになったラッキーガール、デージー・リドリー。ロンドン生れの二三歳。今後世界的なブレークが予想される今一番注目したいアクトレスだ。そんな彼女がニュー・ヒロイン、レイのことなどを語ってくれた。
『レイは最初、ひとりぼっちの女の子なんだけど、ジョン・ボイエガが演じるフィンやＢＢ８というドロイドに出会ってクレージーな冒険が始まるの。彼女の髪型は三つの束髪でスリー・スノブズ（三つのこぶ）って私たちは呼んでいたわ。衣装もレイの仕事着なので動きやすく、あれを着ると乱暴者になった気分になれるわ（笑）。レイになるためのトレーニングを役が決まって一、二週間後にはスタートしたの。長い撮影の帰還、砂漠をずっと走り回っていられるように訓練されたの。スタント・トレーニングはこれまでやったことのないことをやることが出来て最高だった。棒を使ったトレーニングも楽しかった。それらが後でどれだけ役に立ったことか！　トレーニング中は自分を限界まで追い込むの。そして撮影の時はそれ以上に追い込むのよ。本当に凄い感覚が味わえるわ』
　もともとスポーツ万能のようだが、女優としてのキャリアはまだ始まったばかり。
『女優としてだけでなく、人生のキャリアもまだ浅い私だけど、いま私の持っているすべてをこの役に注ぎ込みたかったの。この映画を見てくれる若い女の子たちに、強さとか思慮深さとか、他人に気を配ること、自分がいかに他者に影響を与えているかに気づいてほしい。運命が巡ってきたら確信が持てなくてもまずチャンスをつかんでみること。学んで、成長して自分のベストを尽くして日々に感謝すること』
（続きはSCREEN1月号で御覧下さい）
photo by Alex Kazanegras