カーアクション映画の人気シリーズ「トランスポーター」が再始動！「トランスポーター　イグニション」で主役を演じるニュースター、エド・スクレーンがプロモーションのため９月26日に初来日。
　ジェースン・ステーサムの跡を継ぎ二代目フランクを演じるエド・スクレーンは、ロンドン出身の33歳。映画の中ではタフでクールな運び屋を演じているが、素顔は青い瞳に優しさをたたえるジェントルマンだ。この映画の主役に選ばれるくらいだから、本人もかなりのカーマニアなのだろうか？
『いや、映画に出る前は全然興味がなかったんだ。スペックとか説明されても「は？」って感じだったね（笑）。でも、アウディＳ８を体験してすべてが変わったよ。すっかり魅せられてしまった。やっぱり車でも何でも、知識ではなく体験が大切なんだと思ったね』
　ちなみに、前の「トランスポーター」シリーズも見たことがなかったと言う。
『ズレてるってよく言われるんだ（笑）。人気の映画を十年くらい経ってから見て、勝手に盛り上がったりする。友人から「お前、役者だろ」って突っ込まれたりするよ（笑）。役が決まってからはもちろん見たよ。だから、ファンがこのシリーズにどんなものを期待しているかはしっかり理解しているつもりだ。でも僕はどんなキャラクターでも、“今回はどう描くべきなのか”が大切だと思うんだ』
　カーアクションだけでなく、肉体アクション・シーンでも見せ場はいっぱいだ。
『室内でのアクションでは、コードを使ったりロッカーの引き出しを利用したりする。オリジナル性があってクールだよね』
（続きはＳＣＲＥＥＮ12月号をご覧下さい）
Photo by S Sugita