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ジェーク・ギレンホール

「ナイトクローラー」のジェーク・ギレンホール

“ナイトクローラー”というのは、事故や犯罪のスクープ映像をTV局に売って稼ぐ報道パパラッチのこと。これを題材にした映画「ナイトクローラー」(8月22日公開)でジェーク・ギレンホール演じるルイス・ブルームは、たまたまその職業の存在を知って自分も商売にするようになり、次第にのめり込んで取材方法がエスカレートしていくという人物だ。
『ルイスは時代の産物だと思う。情報への欲求、成功への欲求、我々が価値あるものとするアイディアへの欲求……そうしたものが彼を生み出したんだ。準備には二か月かけた。体重を落とし、夜更かしして日中に眠ったんだ。彼は人の絶望を食い物にする。その結果、彼は人々の感情に無関心なんだ。これは究極のサクセス・ストーリーだと思う。ルイスは、いわば複雑で微妙な道徳の一線を綱渡りしているんだ。どちら側にも容易に振れてしまう。もしくは社会病質的な側により多く振れていく。ダン(ギルロイ監督)と僕が製作中、マントラのように唱えていたのは「観客が彼に共感できるように」ということだった。動揺しながらも、彼を応援して欲しかったんだよ』
 ギレンホールはこの作品で主演だけでなく、プロデューサーの一人としても活動した。
『役者としてプロデューサー的視点を持てるのは楽しいことだね。自分がしっかりと準備するほど、リソースを節約できる。多くを成し遂げられるんだ。この映画では舞台と同じように準備した。長い台詞もかなり早い段階で覚えたんだ。そうすれば実際の撮影で二、三テイク撮ってすぐに次にいける。どんどん撮影を進めて、スケジュールを達成できる。だから二役をこなすのはとても楽しかった』
 監督のダン・ギルロイはこれが初めての長編作品だったが、不安はなかったのだろうか。
『ダンは並外れた精神の持ち主だ。僕らは互いに直感的に相手を理解した。彼はアーチストとしても高い水準にあり、怖い物知らずで恐ろしい場所に大胆に踏み込んでいく。僕の好きなタイプのフィルムメーカーだ』
(続きはSCREEN10月号で御覧下さい)
photo by Alex Kazanegras

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