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Interview

ベネディクト・カンバーバッチ

「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」のベネディクト・カンバーバッチ

ロンドンで行なわれた会見に現われたベネディクト・カンバーバッチは、いま高評価を受けている主演作『イミテーション・ゲーム』(3月13日公開)について熱く語った。
『「イミテーション・ゲーム」のアラン・チューリングを演じているうちにすっかり彼の内面に入り込んでしまい、最後の方の場面で彼が自分の苦悩を打ち明ける時、リハーサルは余りせずに本番となって、それまでの彼の受けた仕打ちや天才的な頭脳の持ち主なのに同性愛と言うだけで犯罪者扱いされているという状況ががーんと押し寄せて来て、僕は号泣してしまった。泣かないようにと思っても涙が止まらず、嗚咽を繰り返し、止めるのにすごく苦労した。感情の爆発は良い演技ではないし、僕がコントロールを失ったのは初めてのことで、我ながらアランに対する想いの強さに驚愕してしまった。このストーリーはとてつもなく心に訴えるもので、彼のことがずーっと頭からはなれなかった。
一昨年エリザベス女王が彼の功績を認めて、罪を恩赦し、表彰したものの、僕はアランこそ人々を許す法の側にいると思う。彼はドイツの暗号器エニグマを解読し、第2次大戦を約3年間早めに終結し、1400万人の生命を助けたという世界の英雄なのだから。
僕の俳優歴で今回程、魂を入れ込んだ役は本当に始めてで、今も彼のことを思い出すと口惜しさが募って来るが、同時に彼の悲劇を2度と繰り返さないようにと言う教訓にもなるに違いないと言う成就感も味わっている』
(続きはSCREEN2月号をご覧下さい)
Text by Yoko Narita
Photo by Alex Kazanegras

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