「博士と彼女のセオリー」のエディー・レッドメーン
「レ・ミゼラブル」でコゼットと恋に落ちる革命派の学生マリウスを演じていたことが強く印象に残っているエディー・レッドメーン。彼はもともと舞台出身で、オリヴィエ賞やトニー賞の受賞経験もある演技派なのだ。そのレッドメーンが、”車椅子の物理学者“として知られるスティーヴン・ホーキング博士に扮した『博士と彼女のセオリー』の日本公開が3月13日に決まった。
ホーキング博士といえば21歳の時にALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を患い、余命二年と宣告されながら現在も研究生活を送っている著名な理論物理学者だが、レッドメーンはこのあまりにも有名な実在人物を演じるためにどのような準備をしたのだろう。
『僕にとってこの役を演じるのはとても興味深いことだったんですが、準備にはいくつかの側面がありました。まずホーキング博士が研究している物理学をある程度は理解したいと思い、彼の昔の学友の一人でいまはロンドンで教授になっている人物に会いました。その人物からストリング理論や宇宙時間の複雑性を説明してもらったんですが、自分がまるで子供になってしまったような気分でした。もう一つの側面はALSについて理解することでした。そのためにロンドンの専門医のいるクリニックを訪ねて、この難病と戦っている患者さんやその家族の方たちと会い、さまざまな問題点を教えてもらいました。僕を自宅まで招いてくれた人もいて、いろいろなことを学ぶことができました。そして最後に、ホーキング博士本人と彼の妻だったジェーンさんに会ったんです。お二人と一緒に時間を過ごし、彼らのパーソナリティーを吸収できたのは大きな助けになりました』
この映画はホーキング博士の学問上の業績を描く伝記的側面と同時に、最初の妻であるジェーンとホーキングとのラブストーリーも描いている。
『脚本を読んだ最初の印象は、これまで読んだ中で最も通常と異なるラブストーリーだな、というものでした。若い愛やとても情熱的な愛、主観的な問題についての愛、家族の愛について描かれていて、同時に愛の失敗や愛の限界についても語っているんです。それらはとてもリアルであり、ユニークであり、そしてユーモアに満ちたものだったんです』
(続きはSCREEN3月号で御覧下さい)
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