「ジミー、野を駆ける伝説」のバリー・ウォード
社会派監督ケン・ローチ監督が弱き立場に立つ人々にために活動したジムー・グラルトンの逸話を描いた「ジミー、野を駆ける伝説」(公開中)。主演のバリー・ウォードが取材に応じてくれた。
1932年のアイルランドを舞台に自由を求めて闘う活動家ジミー・グラルトンを描いた「ジミー、野を駆ける伝説」で、ジミーを演じたアイルランド人俳優。作品で見るよりもずっと若々しく、憂いを帯びた瞳は雄弁だ。そして本作の監督は労働者の目線で作品を撮る社会派ケン・ローチ。
ジミー・グラルトンは実在の人物でありながら、あまり歴史的には知られていません。そんな人物を演じるためにどんな役作りを?
『ジミーに関する限られた資料をリサーチして役作りに活かしたよ。でも一番、役に立ったのはケン・ローチ監督や脚本家のポール・ラヴァティの話を聞くこと。二人の政治的な思想とジミーの思想はまったく同じなんだ。だから二人の考えを聞くことがジミーの心情を理解する手助けになったんだ』
とはいえ作品の中ではジミーの政治活動にスポットを当てていませんよね。
『そうなんだ。というのも当時のアイルランドの政治状況は複雑だったため、映画として見せるのは難しかったんだ。それにジミー個人に光を当てた方が観客は共感しやすい。でも彼の心情的な部分を描いていても政治的な部分は見て取れる。正直なことを言うとジミー・グラルトンの人生を考慮すると、三時間くらいの映画にしてもいいと思う。この作品の唯一の欠点はそこかな(笑)。でもローチ監督は映画は110分で収めなければいけないという確固たるポリシーを持っているから僕の意見は却下だね(笑)』
(続きはSCREEN2月号で御覧下さい)
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