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Interview

オマール・シー

「サンバ」のオマール・シー

「最強のふたり」に続いてオリヴィエ&ナカシュから「サンバ」の主役をオファーされたオマール・シー。この映画ではセネガルからフランスに住みついた移民で、ビザの更新を忘れて国外退去を命じられる主人公サンバを演じている。
『実は僕の父親がサンバと同じセネガルからの移民なんだけれど、父がフランスに渡って来た頃は滞在許可証すらなくて、すべての移民はフランスにとって歓迎すべき働き手だったんだ。だから、今回はサンバと同じ境遇にある移民たちと会って、彼らの背景を知る必要があったんだ。でも、父と彼らは新しい国で暮らして、環境に慣れていくプロセスに於いて共通しているのかも知れない』
 彼自身は人種の壁に阻まれた経験はないのだろうか?
『幸運にも、それはなかったね。多分、僕のパーソナリティに理由があると思う。物事に良い面と悪い面があるとしたら、良い面だけを見るように心がけるとか。そして、僕は自分自身をアフリカ系俳優だとカテゴライズはしない。単に一俳優だと思うから、人種に関係なく、感じのいい人間にもなれるし、こうしてハンサムにもなれるし(笑)、愉快にもなれる。勿論、肌の色は隠しようがないけれど、意識して他のいい面をアピールしてきたつもりだよ。そうすると、門戸は開けるものなんだ。』
(続きはSCREEN2月号をご覧下さい)
Photo by SCREENONLINE

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