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Interview

コリン・ファース

「デビルズ・ノット」のコリン・ファース

 93年にアメリカ南部で実際に起きた連続猟奇殺人事件と、その犯人として逮捕された三人の少年をめぐる裁判の行方を追った社会派ドラマ「デビルズ・ノット」(11月14日公開)。コリン・ファースは、捕まった少年たちが冤罪ではないかと調査する私立探偵ロン・ラックスを熱演している。
『僕はこの事件について何も知らなかった。だから余計な知識なしに脚本を読んだのだけれど、読めば読むほどその内容に心惹かれていったんだ。それと同時に非常に強い怒りも覚えた。この事件は、トラウマや集団ヒステリー、当時行き渡っていた様々な通念といった事象の中で、正義が失われていく物語だと思った』
 実際にラックス本人と会うところから、役作りを始めたというファース。
『本人に会ってみたいというのは、純粋な好奇心からだ。決して彼の声や喋り方を真似するためではない。彼という人物のある側面を理解するためだ。ラックスは寡黙な人物で、しかも町の住人ではないアウトサイダーだ。彼は自らの信念に従いこの事件に関わることを決め、やがて多くの証拠や裁判の過程に誤りがあることに気付き、少年たちが無罪であることを信じ始める。しかし問題は、それを証明するための証拠がないことなんだ』
 事件は結局、三人の少年のうち一人が死刑、二人が終身刑という結末を迎える。冤罪ではなかったのか? それについての明確な解答は今もって得られていない。
『この映画は解答を提示するものではない。答えがあるように見せてしまったら、それは不誠実な行為だから。この映画の狙いは観客に問いを投げかけることにあるんだ』
(続きはSCREEN12月号で御覧下さい)

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