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Interview

ニコール・キッドマン

「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」のニコール・キッドマン

 1950年代の映画黄金期に、煌めくばかりの美しさでハリウッドの頂点に立ちながら、モナコ公国のレーニエ大公との結婚のためきっぱりと映画界から身を引いた伝説の女優グレース・ケリー。死後三〇年以上経った今も、多くのファンに愛され続けているこの名女優をニコール・キッドマンが演じ、大きな話題を集めているのが「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」(10月18日公開)だ。
『私はこれまでにも、何度か実在の人物を演じてきたわ。作品ごとにアプローチは違ったけれど、今回は当然ながら記録映像がたくさん残っていてそれを見ることができたし、彼女について書かれたものもたくさんあった。私は五か月の準備期間をかけて彼女を観察しながら、少しずつゆっくりと彼女の皮膚の中に入っていったの。でも同時に、それに縛られてしまわないことも大事だった。つまりそれらは、彼女のエッセンスを捉えるための努力だったの。彼女の人生を六か月生きたのは、とても美しい経験だったわ』
 時間をかけて入念に行なったリサーチについて具体的に語ってくれたニコール。
『もちろんヒッチコック作品は全部見たわ。グレースの演技で一番気に入っているのは「裏窓」よ。さらに彼女の映像を山のように見たのだけれど、中でも興味深かったのは、彼女がレーニエ公と結婚した後で、立ったままジャーナリストと囲み取材をしている映像。それから、彼女がボートに乗ってどこかに行く映像があるのだけれど、そのボートにはジャーナリストたちも乗っているのよ。当時はああだったのね(笑)。そのボートには彼女の家族やペットも乗っている。それを見ているだけでも、彼女がいかに普通じゃない人生を送っていたかが伺える。その一方で、彼女は常に人生への強い情熱と好奇心を抱き続けたのがわかるわ』
(続きはSCREEN11月号で御覧下さい)
Photo by Alex Kazanegras

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