アイアンマン、マイティ・ソーと並ぶ“アベンジャーズ”の中心人物、キャプテン・アメリカ。その第2弾「キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー」（4月19日公開）では彼の身にいったい何が起きるのか？　主演のクリス・エヴァンズが語ってくれた。
『キャプテン・アメリカはシールドのために働いているんだ。彼は軍にいるのが好きだからね。一作目での彼の最大の葛藤は、自分がやりたいことを体力的にやれないということだったけど、今はその能力を手に入れている。今回のテーマは善の定義への問いかけなんだ。第二次世界大戦で彼が戦っていた時は、悪がなにかはとても明確だった。でも今はその境目が見えにくくなっている。だから彼はなにが正しいのかといったことを見分けるのに苦労しているんだ』
　この映画では彼とブラック・ウィドウの関係に焦点が当たる。キャプテン・アメリカは彼女を助けたりするのだろうか？
『彼女が僕らを助けるんだ（笑）。映画の中で僕らが一緒になるまで待ってて。ブラック・ウィドウは手ごわいんだ。プロットのネタバレはしたくないけど、この映画ではブラック・ウィドウの過去が明かされることになる。僕と彼女はお互いを信頼しないといけない。でも彼女はスパイだから必ずしも信用できない。それが葛藤に繋がるんだ』
　彼がキャプテン・アメリカを九回演じる契約をしたという噂は本当なのだろうか？
『六回だよ。マーベルがなんでも手に入れておこうとした時期があって、その時は九回だった。でもその後六回まで下げたんだ。だから半分来たところだね。自分の人生のほかの面での決断やキャリアについて考える時は、そのことを意識しないといけない。ライフスタイルが変わったよね』
（続きはＳＣＲＥＥＮ5月号で御覧下さい）
photo by Alex Kazanegras