「リベンジ・マッチ」の2大スター、シルヴェスター・スタローン×ロバート・デニーロ
シルヴェスター・スタローンとロバート・デニーロ。ともに映画界のレジェンドと呼ぶにふさわしい二人。そんな彼らがリングの上で対決する『リベンジ・マッチ』(4月4日公開)。映画ファンにとってこれ以上のドリームマッチがあるだろうか。
スタローン『最初に話を聞いた時はクレイジーだと思ったよ。でも相手がロバートで、リングの外にはキム・ベーシンガー、アラン・アーキンがいるというじゃないか。「本当にこんなことありえるのか」って思うくらい、一生に一度の最高の話だと思ったよ』
デニーロ『以前に、シーガル監督と脚本家から話は聞いていたんだ。リングで戦うんだとか相手役として誰それにアプローチしただのってね。ならば私は、シルヴェスターが出演するべきだとずっと思っていたんだよ』
驚くべきことに、二人はスタントを使わず実際に自分でファイトシーンをこなしている。
デニーロ『とにかくシルヴェスターは豊富な経験を持っているから、私は頼りきっていた。何をすればいいか、どうすればいいか、彼のおかげですべてがはっきりわかったよ』
スタローン『普通は同じシークエンスを何度も撮っていると、集中力が欠けて気持ちが後ろ向きになるものなんだ。でもロバートはその場を動かず、もう一度もう一度と繰り返すうち、最後にはとんでもないパンチを放ってくる。その忍耐力はすごいものだったね』
この映画の主人公たちは、未だ人生の勝者になりえていない。俳優として輝かしいキャリアを築いてきた二人はどう思うのだろうか。
スタローン『僕自身だって、負け犬だと感じることがあるよ。成功してどれだけ金を稼いだとしても、明日には落ちぶれているかもしれない。そういう気持ちから解放されることは永遠にないんじゃないかなと思う』
デニーロ『私もそうだね。特に、年を取ってからは興味を示される人間ではなくなってしまったような気がする。道を歩いていても、若い人は私に気付かなくて…そう、無視されるんだ(笑)。いや、文句を言っているわけじゃないんだけどね(笑)』
(続きはSCREEN5月号で御覧下さい)
photo by Alex Kazanegras
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