「ホビット 竜に奪われた王国」のマーティン・フリーマン
前作から一年、いよいよ日本公開を迎える『ホビット 竜に奪われた王国』。あの小さなヒーロー、ビルボ・バギンズが再びスクリーンに帰ってくる。演じるのはもちろん、2013年に最も飛躍したスターの一人、マーティン・フリーマンだ。
『「ホビット」は僕にとってとても重要な作品だし、これからもずっとそうだと思う。ビルボを演じていなかったら過去三年間はまったく違うものになっていただろうね。ビルボは僕の人生の大部分を占めていると言ってもいいはずだよ。この続編が前作よりさらに良くなっているのは間違いない。ピーター(ジャクスン監督)はどんどん進化しているからね。彼は「今までで最高の作品を作ったと思う」と僕に言った。彼はおおげさにものを言う人じゃないから、それは真実だと思う』
前作では突然“思いがけない冒険”に巻き込まれ、ほとんど何もできずに右往左往していたビルボ。だが今回は彼の知恵や勇気、そして忍びの者としての真価が試されることになる。
『旅を続けているうちに、ビルボは前よりも成長したんじゃないかな。それでもビルボはビルボのままだけどね。相変わらず怖がりだし、根っからの戦士でも冒険家でもない。でも自分をとって食おうとする種族と渡り合っていればさすがに変わらざるをえない。あのクモはとにかくグロテスクだから、観客もぞっとするんじゃないかな。だけど殺るか殺られるかの状況だし、ビルボは仲間を救いたい一心で向かっていく。ビルボは自分にも勇気があることに気づくんだ。本人はもちろん、ほかの誰も気づかなかった勇気があることにね』
その勇気がもっとも必要とされるのが、邪竜スマウグと対峙するシーン。『顔だけでバス一台分の大きさ』という巨大なドラゴンに、小さなホビットの青年やドワーフたちがどう立ち向かっていくのか。それが今回のハイライトだ。
『前作にあったビルボとゴラムがなぞなぞをかけあうシーンは原作の中でも愛らしい場面だ。それと同じような意味合いで、ビルボとスマウグの謎のかけあいも伝説の中に見られる魅力的な場面なんだ。」
(続きはSCREEN3月号で御覧下さい)
photo by Alex Kazanegras
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