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Interview

ジョン・トラヴォルタ

「キリングゲーム」のジョン・トラヴォルタ

「キリングゲーム」(公開中)でロバート・デニーロ扮する元米軍人ベンジャミンに恨みを持つセルビア人コヴァチを熱演するジョン・トラヴォルタにとって、デニーロは特別な存在だったという。
『僕が俳優を始めたころの目標だからね。彼のおかげで、自分が役を演じる時、するべきことをきちんと学ぶことを教わった。ボクサー役なら本当のボクサーにならなきゃいけなかったし、サキソフォンを吹くなら一年かけて演奏を学ぶ必要があるとね。「サタデー・ナイト・フィーバー」で僕はそれを初めて体現したんだ。役に相応しいダンスを踊るために九か月も練習を重ねてね(笑)』
 その教えに乗っ取って、今回も入念なリサーチを怠らなかったトラヴォルタ。
『ボスニアとクロアチアに(自家用ジェットで)飛んで、現地の人たちにインタビューしたんだ。充分理解できていなかったボスニア紛争をやっと理解できた気がする。ベンジャミンとコヴァチという登場人物の背景にある宗教観などの要素を現地の立場の違う人たちと話し合い、キャラ作りができたんだ』
 二人が演じたコヴァチとベンジャミンについて、どちらも善人だと彼は言う。
『ただ戦争に心を支配されてしまったゆえに本当ならやりたくない猟奇的なことも許容し、間違った行動を起こさざるを得なかった犠牲者なんだと思う。特にコヴァチには選択の余地がなかった。コヴァチはベンジャミンに罪を認めてもらい、これから生きる道を見つけたくてベンジャミンと共に苦悩を解決したかったのかも。この二人は状況さえ違えば友人にさえなっていたかもしれないほど共通点が多いんだ。この映画は少なからず反戦のメッセージを込めた意味のある映画だと思う』
Photo by Alex Kazanegras


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