11月22日にアメリカで公開され、約一億六〇〇〇万ドルというオープニング興収で首位デビューを果たした「ハンガー・ゲーム２」（12月27日日本公開）。記録的な数字を叩き出し、注目を浴びるようになったのに、ジェニファー・ローレンスは超人気シリーズの第二弾に主演することを、無邪気に楽しんでいる。
『一作目の共演者たちとまた再会できて、とても楽しかったわ。だって、撮影がスタートする時は、学校の登校初日みたいな気持ちになるんだけど、今回は初めから仲間とするような感じだったから、緊張せずにスタートできた。もちろん本作から参加することになったフランシス（・ローレンス監督）やサム（・クラフリン）との仕事も素晴らしかった。みんな才能があるし、人柄もナイスだから。そしてフィリップ・シーモア・ホフマンよ。彼が契約書にサインしたと聞いた時は、オー・マイ・ゴッド！　信じられないくらい嬉しかったわ』
　共演者たちと和気あいあいと撮影に臨んだと語るジェニファー。
『ウッディー（・ハレルスン）と私が会議室にいた時、たまたまそこにタイヤ付きの椅子があって、その椅子を押してもらいながら私たちは即席レースを始めたの（笑）。お互いぶつかったりして遊んでいたら、誰かが私たちが怪我をしないようにって椅子を部屋から持ち出してしまったわ（笑）』
　アクションも話題になりましたね。
『とにかくあらゆることを準備したわ。ワークアウトをして、サーキットやウェイトをやって、ヨガやスタントのトレーニングも。それにアーチェリーもね。本当になんでもやったの（笑）。でも、スタント・ダブルをしてくれたレネーがいたから素晴らしいアクション・シーンが撮れたようなものよ。彼女がいなければ出来ないことがあったもの。海のシーン？　水の中で撮影していて死にそうになったわ。11月のアトランタで撮影していた時は寒くてヤバかった（笑）！』
（続きはＳＣＲＥＥＮ2月号で御覧下さい）

Photo by Alex Kazanegras