「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」のトム・ヒドルストン&ティルダ・スウィントン
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」などのジム・ジャームッシュ監督が、七年の月日をかけて実現した現代のバンパイアたちを描く異色作「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」(12月20日公開)で、アダムとイヴというバンパイア・カップルを演じたトム・ヒドルストンとティルダ・スウィントン。初共演した二人がこの新作についてアピールすることに。まず監督から出演依頼を受けた時のことをヒドルストンは、こう語りだした。
『僕が初めてジムと会った時に、ストーリーを説明してくれたんだ。僕の印象では、そこに二人のとても洗練された生物がいるようだった。通りの向こうに彼らがいるのを見かけたら、すごく目立っているんじゃないかと。それは美しくワイルドでいて、冷静沈着という意味でね』
ティルダの方はというと、
『ジムが「バンパイアの映画を作ろう」と言った時、私は特に驚かなかったの。「あなたはもう何年もバンパイア映画を作っているわよね」と思ったほど(笑)。それほどこの映画は、ジムにとっていつやってきてもおかしくない作品だと思ったわ。何というのかしら……目には見えない不可視の世界、不死身の世界というものは、すごく自然な感じがしたの』
と独特の監督論を披露する。普通のバンパイア映画とは違う、ミュージシャンとして21世紀の社会に生きるアダムをヒドルストンはどう解釈したのだろう。
『ストーリーと同時にアダムという存在も僕には魅力的だった。兵士やスーパーヒーローを演じてきたけど、これは今まで探究したことのないワクワクするような好奇心の延長線上にあるものだったから。アダムは自分の愛するものへの好奇心によって突き動かされていると思うんだけど、そういう役を演じるのは僕にとって魅力的なんだ』
(続きはSCREEN1月号で御覧下さい)
Photo by Kazuko Wakayama
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