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Interview

トム・ハンクス

「キャプテン・フィリップス」のトム・ハンクス

「キャプテン・フィリップス」(11月29日公開)のPRのため、主演のトム・ハンクスが10月16日に来日し、ポール・グリーングラス監督とともに会見を行なった。4年ぶり8回目の来日となるハンクスだが、大きな体に柔らかな笑顔、そして真面目な性格は昔も今も変わっていない。
『事件のことはもちろん覚えていたけれど、こんなことが行なわれていたというのは知らなかった。撮影前に実際にフィリップス船長に会いに行ったのだが、ごく普通の人だったね。TVでバスケを見ながらビールを飲んでいるような(笑)。彼は事件のディテールを詳しく教えてくれたよ。そして、今なお職務を続けているというのは尊敬に値するね』
 この映画は実話に基づいている。海賊もただの悪者ではなく、そういう行為に及ぶ背景や理由が描かれている点が素晴らしいと語る。
『彼らは腐敗した国や政府に絶望しているんだ。国の都合で、漁師なのに魚を獲れないという状況に追い込まれている。もちろん、彼らに同情しろというわけではないよ。ただ、映画のメッセージというならば、生きる目的がない若者に銃を与えるのが一番危険なことだ、ということだろうね』
 映画を見て心に残るのはラストシーン。ハリウッド式ハッピーエンディングとは違う、グリーングラス監督のこだわりが感じられる。
『実はすべて撮影し終わっていたのを、急遽撮り直したんだ。あそこに映っているのは、みな演技経験などない本物の軍の医療チームだよ。ほとんど一発撮りに近い形で、実際の医療活動をしてもらったのをカメラに収めた。そういう即興性、自由さこそがグリーングラス監督の真骨頂なんだ』
(続きはSCREEN1月号で御覧下さい)
Photo by Alex Kazanegras


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