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Interview

「アウトロー」のトム・クルーズ

時速100キロのカースタントは僕にとっても最大の挑戦だったよ

『「アウトロー」の主人公ジャック・リーチャーはクラシカルでアナログな男だ。この時代にネットも使わず携帯電話も持っていないが、知的で肉体的にもすぐれ、心の中にサムライ・スピリットを持っている。アクターとしてこの役を演じたくてたまらなかったんだ。さらにクリス(マッカリー)の脚本が素晴らしかった! 実は彼は、ノークレジットだが「ゴースト・プロトコル」の脚本も手がけているんだ。クリスとは古い友人でね、いつも一緒に映画を見に行く仲なんだよ。監督としての腕も一流で、全面的に彼を信頼して撮影を行なった。次の「ミッション:インポッシブル5」も彼が監督するよ』

 流れるように言葉が紡がれ、話がどんどん広がっていくトムのコメント。何気なく飛び出した「ミッション…」の新監督のトピックには場内からどよめきが。

『この映画の一番の特長はCGを一切使っていないこと。すべて生のスタントで行なったんだ。中でもカーチェース・シーンは最大の挑戦だった。おかげで、観客がのめり込むような生々しさを出せたと思うよ。僕は、どんなアクションもそれ自体がストーリー性を持っていなければいけないと思っている。その作品の世界にひきずりこむストーリー性をね』

 時速100キロを越えるスピードでくり広げられるカーチェース・シーン。少しでもハンドルを切り間違えれば命の保証はない、危険極まりない迫力のチェース。実はこのすべてを、カースタントマンではなくトム自身がこなしているのだ。

『最初から自分でやると決めていたんだ。打ち合わせはしたけれど、時速100キロの世界ですべてが計算どおりにいくわけないよね(笑)。道路は凍って滑りやすくなっているし、夜だから視界が悪い。安全用のエアバッグも外してある。しかも使用した車はスタント用の改造車じゃないから猛スピードだとテールが振れる。それをコントロールしながら坂を下り、細い道を突っ走る。ところがトンネルを出たところでポリタンクをかすめる予定が、スリップして激突してしまった。くそって思ったね。夢中でエンジンをかけ直して急発進。でも、その必死の表情がすごくいいっていうんでOKになった。偶然だけど、こういう画が撮れるから僕はいつも自分で演じようと思うんだ』

(続きはSCREEN3月号で御覧下さい)

PROFILE
[出生地]ニューヨーク州シラキュース生れ
[生年月日]1962年7月3日

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