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Interview

「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」のダニエル・ラドクリフ

妻を亡くした子持ちの若い弁護士なんて役は僕の理解を越えていたよ(笑)

ダニエルは新作『ホーン』の撮影でバンクーバーに滞在中。多忙の合間を縫って間もなく日本で公開される「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」の宣伝を買って出てくれた彼は電話インタビューに応えてくれた。
「ハリー・ポッター」にもホラー的要素はあったけれど、今回は本格的なゴシック・ホラー。出演の心構えは違ったのだろうか。

『何かを演じる前の心構えはホラーでも、そうでない役でも僕には同じだよ。基本はすべて脚本にあって、それをじっくり読み込みながら演じる人物を掘り下げていくんだ。今回は若くして奥さんを失って一人息子がいる弁護士の役だろう? こんなの普通なら僕の理解を越えちゃっているけど(笑)。それにホラーはだいたい見えないものに反応するシーンが多いよね。そのあたりは監督に驚くタイミングを教えてもらいながら演じたりしたね』

 これは宗教的なホラーでなく、霊をテーマにしたホラーだけど、日本人にはその方が受け入れやすいと感想を述べると、

『英国でもヴィクトリア朝時代から幽霊物語があって、どちらかといえば魂とかスピリチュアルな話に今も親近感があるね』

 と歴史的な知識も見せてくれた。昔からダニエルは勉強家なのだ。この映画でもキアラン・ハインズのようなベテランと共演しているが、英国の数々の演技派たちと共演するうちにいろんなことを学んだという。

『キアランは素晴らしいんだ。まるで演技をしていないようにセリフを語るので見惚れてしまうくらい。人間的にも優れているし、大きな影響を受けたといえるね。僕が目標とする人?「ハリー・ポッター」で共演したゲーリー・オールドマン、デーヴィッド・セーリス、エマ・トンプスンらもすごいプロフェッショナルで、人間性も素晴らしい。彼らのようになれたらいいね』

 ところでこの映画で幼い息子ジョセフを演じたミーシャ・ハンドリーはなんとダニエルがゴッドファーザー(名付け親)だとか?

『うん。舞台で「エクウス」を演じた時の演出家の息子さんなんだ。オーディションでたくさんの子役と会ったんだけど、僕との親密感を一番出せるのはやっぱり、赤ちゃんの時から知っている彼が最高だったね(笑)』

(続きはSCREEN1月号をご覧下さい)

PROFILE
[出生地]イギリスのロンドン、フルハム生れ
[生年月日]1989年7月23日

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