本作ではシリーズの中で“現代”という2011年が舞台になっているので、新しい技術を登場させています。
※アリエル・シュルマン監督は欠席。
Q.大ヒット作『パラノーマル・アクティビティ』を3作目で監督を引き継がれましたが、そのきっかけは何だったのでしょうか?
A.私とアリエルの2人で、『キャットフィッシュ(原題)』というドキュメンタリー映画をサンダンス映画祭に出品したのですが、そこで『パラノーマル・アクティビティ』のプロデューサーたちから『パラノーマル・アクティビティ3』をやらないかと連絡がありました。
Q.本作を担当することはどのタイミングで決まったのですか?
A.『パラノーマル・アクティビティ3』がとても成功したので、またやらないかということなりました。我々としてもやりたかったですし、まだまだ使える神話や新たな恐怖が2011年においてもあると思ったんです。
Q.3作目は可愛らしくも雰囲気の持つ子役が二人出演されています。今回もケイティとともに子役が重要なキャラクターになると思われるのですが、なぜ彼らを起用したんですか?
A.配役を決めるにあたって、まずは何百人という子役たちを見ました。今回のワイエットとロビーを抜擢した理由は、2人とも賢く想像力も豊かで、なりきって演じるということを心地よくやってくれるからです。
Q.主役のアレックスを演じた、キャサリン・ニュートンの印象や起用した決め手は?
A.彼女はとても面白く、活発な子で、さらにティーンエイジャーです。映画ではティーンエイジャー役はもっと年上の役者が演じていることが多いため、我々としては本当のティーンエイジャー演じてもらいたかったんです。
Q. 4作目で新たに試みたことはありますか?
A.本作ではシリーズの中で“現代”という2011年が舞台になっているので、新しい技術を登場させています。ウェブカム、スカイプ、キネクトを使って、より新しい恐さを表現しています。
Q.このアイデアはどうやって生まれましたか?
A.有機的な形で生まれてきています。一番いいアイデアというのは、ロケハンをした後に生まれることがあります。例えば、家を決めてからレイアウトを考えます。その段階で家の中がどうなっているのかという考えから新しいアイデアが生まれます。本作では天井が高い家という特徴があり、自然に利点を活かして怖がらせる手法を使うことにしました。
Q.この後もシリーズが続くと噂されていますが、次作も監督を担当した際、どのような内容にしたいですか?
A.我々は5作目を手掛けるかも分かりませんし、そもそも5作目を製作するかも分かりません。すべて4作目が公開されてそれ次第になります。ファンの方がまだ本シリーズの続きが観たいということがあったら状況にもよりますし、また期待があれば我々も関わりたいと思っています。
Q.撮影中に起きたパラノーマル・アクティビティはありますか?
A.あります。去年、脚本家クリストファー・ランドンに、映画『ローズマリーの赤ちゃん』のポーランド版ポスターをプレゼントしたんです。彼は家に持ち帰ってすぐにポスターを飾ったのですが、その夜寝ているときにとても大きな物が壊れる音がしました。その作品が大好きな彼がすでに飾っていた別版のポスターが落ちていました。
Q.監督自身、パラノーマル・アクティビティを信じていますか?
A.そうですね。これは超常現象だと思いました。普通では起こりえないことです。
Q.監督ご自身の好きな映画は?
A.一番好きな作品は『シャイニング』です。『リング』『オーディション』『鉄男』…また、ホラーではないのですが、『バトル・ロワイヤル』も好きです。
Q.実際に本作を撮るにあたって影響されたシーンはありますか?
A.本作では『シャイニング』を彷彿させるシーンがあります。
Q.4の見どころを教えてください。
A. ぜひ皆さんにはたくさんのお友達を連れて、満員の劇場で見て欲しいと思います。本作はまるでアメフトの試合を見るような、ザ・ローリング・ストーンズのコンサートを見るような体験になり、とても怖くて笑えます。劇場でお漏らししないように注意してくださいね。
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