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Interview

「アルゴ」のベン・アフレック

大学の時に中近東の勉強をしていたこともこの映画に興味を持った理由の一つ

監督第3作となる「アルゴ」の評判がすこぶる良いベン・アフレック。これは79年に実際に起きたイランアメリカ大使館人質事件の裏で遂行された奇想天外な救出作戦を描く社会派サスペンスだ。

『子供のころにTVニュースがこの人質事件を報道し続けたことを覚えているけれど、これこそが今の24時間ニュース番組の走りだったんじゃないかな。でもあれから30年くらいが経っているのに、僕らは未だに同じような問題に直面しているからね。僕がこの脚本で好きだったのは、学者ぶったり説教臭くなることなく、僕らの国は果たして海外の指導者のやっていることに加担できるほど、本当にものを分かっているのか、という疑問を提示するところなんだ。それにいつもボストンでばかり撮影する奴といわれたくなくて(笑)、今回は国際的なスケールの作品に手を広げたかったし、実は大学時代に中近東学を専攻していたので、その文化や歴史にも興味があったんだよ』

 この映画では政治とハリウッド映画が交差する異色ともいえる事態が展開するが、ハリウッドと政治の関係性も彼はにらんでいる。

『いまは例えばエンターテーンメントとニュースの区別はほとんどつかないような状況にあると思うんだ。政界にもハリウッドの存在があるし。僕は民主党支持だけど、僕の支援する非営利団体は共和党員と親密に仕事をしている。そうそうこの映画で救出作戦に協力するジョン・チェンバーズ(ジョン・グッドマンが演じる)という故人はメーク技術で初のオスカーを獲った人だけど、誰かを変装させるマスクを作る技術をCIAに提供していて、長年の功績から一般市民として最高の栄誉をCIAから贈られたんだよ。メーク技術者に彼のことを聞くと、まるでマーロン・ブランドーについて語るように、彼のことを最高の男だったと語りだすんだよね(笑)』

(続きはSCREEN12月号をご覧下さい)

PROFILE
[出生地]カリフォー二ア州バークレー生れ
[生年月日]1972年8月15日

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