第一作から十年、美しき女戦士アリスを演じるのもこれで五度目となるミラ・ジョヴォヴィッチ。彼女にとって「バイオハザード」シリーズはもはや“ホーム”と呼べる存在だ。そして今回、これまでシリーズを飾ってきた共演者たちが、この“ホーム”に再結集した。

『すごく楽しかったわ。クルーの大半も前と同じメンバーだし、まるで家に帰ってきたような感じだった。ツイッターでも喋ったけど、みんなでセットにいると“キャンプ・バイオハザード”っていう感じなの。キャンプに行って、旧友たちと再会したみたいな。映画の内容からは想像できないでしょうけど、とても家庭的な雰囲気の現場なのよ（笑）』

　楽しそうな雰囲気が伺えるミラのコメント。撮影でも面白いエピソードがあったのでは？

『ええ、現場では笑えることがたくさん起きたわ。巨大なセットでマシンガンを構えてタフに見せなきゃいけないのに、私のラテックスの衣装はしょっちゅうずり下がってくるし（笑）、クールなことを言って決めようとしたら見事に失敗して「ごめんさい」って謝ったり、ぜひＤＶＤの特典映像を楽しみにしてほしいわ。アンデッド役のスタントマンたちが私の娘に側転や格闘技を教えてくれたこともあった。娘が「ゾンビは私の友だちよ」って言っていたのが可愛かったわ。血しぶきのプラスチックシールがあって、夫がそれを床に貼っていたら娘も一緒に手伝って、二人でペタペタやっていたのも微笑ましかったし』

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