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Interview

「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」のミシェール・ヨー

本物のアウンサンスーチーと会えた日は素晴らしい1日になりました

この企画は作家レベッカ・フレーンの脚本に出会ったミシェールが映画化を熱望し、四年の時を経て実現したもの。入魂の熱演を見せるミシェールはジャパン・プレミアでその製作への熱意と完成の喜びを語ってくれた。

『役作りのために十キロ減量したんですけど、ビルマの人々の苦労に比べたら、私の苦労などとるに足らないものです』

 大役を終えてホッとした様子のミシェールは、キラキラ輝くドレスと同様にその笑顔も輝かせながら、続けて、

『映画のタイトルは「The Lady」ですが、私は「The Lady and the gentleman」としてもいいんじゃないかと思うんです。ジェントルマンとは彼女の夫マイケルさんのことですが、これは二人の物語でもあると思うんです。そして女史の姿をこの映画で見た後、何かの映像で見ることがあったら、ぜひこれまでと違う目で見ていただけるとうれしいですね。彼女は国民のための運動家というだけでなく、一人の母であり、女性であり、何より善き人間であることを感じ取ってください』

 と愛情をこめたメッセージをくれた。
 さらに本物のアウンサンスーチーに会うことができた逸話も披露。

『撮影が終わりに入ったころの2010年の11月に、女史の解放の報せが飛び込んできて、ロケ地のバンコクから飛行機ですぐだし、スタッフみんながぜひ本人に会いに行こうということになったのですが、なぜか私だけビザが下りたんです(笑)。そこで残りの撮影を心配するリュック(ベッソン監督)たちを置いて、一人で出かけたんですが、四年間も自分がなりきったその女性に会えるということで興奮してしまって。家が近づくと、映画のセットとまるで同じ風景が続くので、とてもシュールな気分でした。家もセットとまったく同じで、勝手知ったる家に入るように部屋に通されると、振り返った瞬間に彼女がいたんです。挨拶の仕方もわからない私を、彼女は大きく腕を広げてハグしてくれました。その日はとても素敵な一日になりました』

(続きはSCREEN9月号でご覧ください)

PROFILE
[出生地]マレーシア生れ
[生年月日]1962年8月6日

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