SCREEN

  • ●今月号目次
  • 購入はこちらから
  • モニター募集
  • ●年間定期購読

SCREENコレクション

SCREENストア

商品カテゴリー

INFORMATION

  • ダニエル・ラドクリフが主演作を連発
  • カンバーバッチとギレンホール共演か
  • カンヌ国際映画祭レポート2017その1
  • 美しき銀行強盗に扮するマーゴット
  • ジョニー・デップに新作情報が相次ぐ
  • J・アイゼンバーグに二つの新作情報
  • トム・ハンクスが人々にニュースを読み伝える男に
  • カポーティーのパーティーに潜入を試みるカップル
  • ジョニー、「最後の海賊」プレミアで日本訪問を約束?
  • デパルマ新作にコスター・ワルドーらが出演
  • コリン・ファース オートグラフ
  • マーク・ハミル オートグラフ
  • なつかしのハリウッドスターカレンダー2017
  • ドクターストレンジ
  • シネマレビューノート
  • アリスインワンダーランド
  • シネマ グッズ
  • コミコンレポート
  • 編集長BLOG
  • SCREENアーカイブ

SCREEN ONLINE 会員募集

近代映画社 WEB


Interview

「スノーホワイト」のシャーリーズ・セロン

子供のころは王女様より人魚になりたかったのよ

 このところ仕事も私生活も大忙しのシャーリーズ・セロンが稀代の悪役を選んだ「スノーホワイト」がまもなく公開される。

『誰でも知っている物語を全く別の視点から描くということに、可能性を感じたの。これまでも悪人を演じたことはあるけれど、そうした役を演じたことで、本当に邪悪な人間なんて存在しないということを学んだ気がする。私とクリステン(スチュアート)は、対照的な役を演じるのだけれど、どちらもファンタジーの世界のキャラクター的側面を持ったまま、観客が共感できるリアルな感情を持った人間を演じようという課題を共有したの』

 その悪役=ラヴェンナ王女役を彼女はこう分析する。

『ラヴェンナにとって美しさは権力を象徴するものだと考えたの。スノーホワイトもラヴェンナも八歳くらいで母親と別れる経験をするんだけど、スノーホワイトは両親に愛され、善人に育てられているのに対し、ラヴェンナは八歳で王家に嫁がされる仕打ちを母親から受けるの。しかも十一歳で自分にはもう価値がないと思わされるような仕打ちも受けている。だから彼女は若く美しければ権力が手に入ると思うようになり、容貌の衰えは権力を失うことだと感じてしまう。でも最後には彼女もそれが間違いだったと気づいたんじゃないかしら』

 そんな彼女の幼少時代は、どんなおとぎ話で育てられたのだろう。

『私がアフリカ出身なのはご存じね。アフリカ人は民話が好きだから、私も民話を聞いて育ったの。それと子供のころに「スプラッシュ」を見て、本気でダリル・ハナーが演じた人魚に憧れてしまったの。王女になりたかったことは一度もないのよ。でも女の子ってドレスを着て可愛い靴を履くとお姫様気分になるけれど、それは悪いことではないと思う。お姫様気分に浸ることが、知性のないことの証明でもないし、社会進出できなくなる理由ではないんですもの』

(続きはSCREEN7月号でご覧ください)

PROFILE
[出生地]南アフリカ共和国のベノニ生れ
[生年月日]1975年8月7日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

▼過去の記事を読む