暖かい気持ちにさせてくれる作品で、とても感激したよ。
ベンジャミン・ミー(原作者)
<実話 「We Bought A Zoo」>
本作は、2006年にイギリスの動物園を買い取り、妻とふたりの子供たちと、共にそこに移り住んだイギリス人ジャーナリスト、ベンジャミン・ミーの実話を原作にした映画。彼は現在も二人の子供と共に、ダートムーア動物園で暮らしている。
Q:映画を初めて観たときの感想は?
暖かい気持ちにさせてくれる作品で、とても感激したよ。家族で力を合わせて困難を乗り越えていく、ポジティブで深いメッセージ性の部分にもね。そして、マット・デーモンは僕を優しい父として演じてくれた。僕と違って髪の毛があるしね(笑)
Q:撮影現場を訪れた時のエピソードを教えてください。
マット・デーモンに会った時に聞いてみたんだ。“このツールベルトの中身を知っているか”とね。彼は使い方まで、分かっていたよ。スカーレット・ヨハンスンにも同じ質問をしたんだけど、彼女は この中にハサミなどがあるとはまるで知らなかったんだ。僕は失礼にも笑ってしまったんだ。
Q:動物園の今後の目標について教えてください。
まずは動物園の経営を強化し、経済的に安定させなければならない。そして徐々に動物の種類を増やしたい。増やしたい動物はいろいろな霊長類だね。映画の最後にもあったがキリンも導入したいし、最終的にはゾウも欲しいね。動物の面倒を見ることは責任を負うことだから、よりよい環境を提供するため彼らの行動を研究するのは怠ってはいけないと思っているよ。
Q:原作本とこの映画で伝えたいメッセージは?
僕の本と映画には共通のメッセージがあるよね。それはとてもポジティブなものさ。1つは、[困難を乗り越えて夢を実現するのは大切なこと]という事。もう1つのメッセージは[家族は団結すれば苦難を乗り越えられる]という家族に関して。僕の一家には苦難が連続して起こった。世界の終わりのような気分になったが家族同士で団結して乗り切ったんだ。また 目標を達成することでポジティブになれた。現実的な夢ならば恐れることはない。たとえ周りが反対しても諦めないで欲しい。本当にやりたいことがあるのなら信念に従って夢を追い続けるべきだ。
Q:奥様はあなたを見守っていると思いますが、今のあなたにどんな言葉をかけると思いますか?
きっと褒めてはくれないと思う。彼女は地に足がついた人だからね。何かいいことがあっても喜んでいたと思うが口に出したりはしなかったな。常に先の心配をする人なんだ。僕がつまらないことで調子に乗ってると“落ち着きなさい”といさめられたよ(笑)
PROFILE
[出生地]オーストラリア・メルボルン生まれ、イギリス育ち
[生年月日]1965年
クリス・プラット
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」のクリス・プラット
エラ・バレンタイン
「赤毛のアン」のエラ・バレンタイン
ヴィン・ディーゼル
「ワイルド・スピード ICE BREAK」のヴィン・ディーゼル
エマ・ワトソン
「美女と野獣」のエマ・ワトソン
スカーレット・ヨハンソン
「ゴースト・イン・ザ・シェル」のスカーレット・ヨハンソン
ナタリー・ポートマン
「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」のナタリー・ポートマン
トム・ヒドルストン
「キングコング:髑髏島の巨神」のトム・ヒドルストン
ライアン・ゴスリング
「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴスリング
エマ・ストーン
「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン
エヴァ・グリーン
「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のエヴァ・グリーン