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Interview

「幸せへのキセキ」のマット・デーモン

子供や動物とは共演するなという俳優のジンクスを破っちゃったね

実話に基づいた「幸せへのキセキ」で、動物園を買った男を演じることになったマット・デーモン。「ボーン」シリーズなどアクションものとは大きく方向転換した感動ドラマで、彼は最近の主演作と一味違う繊細な魅力を見せてくれる。

『主人公のベンジャミン(ミー、原作者でもある)の気持ちが痛いくらいわかったんだ。僕には幸いにして起きていないけど、最愛のパートナーを失って、たった一人で子育てをしなくてはならなくなった彼の気持ちが。物語のその部分にとても感動したし、描き方も好きだ。キャメロン(クロー監督)と会って脚本と一緒に、参考にと彼がまとめた音楽と「夢を生きた男/ローカル・ヒーロー」を渡されたんだけど、それだけで彼が目指しているものがわかって、出たいと思ったんだ』

 子どもと動物とは、共演する方が大変というジンクスのようなものがあるが、

『僕らはその掟を破ったんだ。共演者はありとあらゆる動物と子供たちだったからね(笑)。子供たちは素晴らしかった。予測不能なのは動物のほうだよ。でもよく訓練されているから難しいことはなかった。ただ虎みたいな動物に接近すると、深いレベルで自分も食物連鎖の一部なんだという妙な感覚がして、実際に肉体が反応してしまうんだ。それにスカーレット(ヨハンスン)はヘビとか平気なんだけど、僕は完全にびびっちゃって。最後には首にかけることもできたけどね(笑)』

 息子とベンジャミンの会話で『二〇秒だけ勇気を振り絞るんだ』という感動的なセリフがあるが、リアリティーがあるのはマットの実体験も元になっているかららしい。

『駆け出しの俳優のころは誰だってそういう経験をしているはず。大きなオーディションやスクリーンテストは、人生最大の出来事のようなプレッシャーを感じるものだよ。若い俳優もあの二〇秒の勇気にだんだん慣れていくものだけど、人生の一大事に直面した時、まず求められるのは一歩目を踏み出すこと。その勇気があれば、そのあとの展開にショックを受けても、ベンジャミンが体験したような物語のようになっていくんだ』

(続きはSCREEN7月号でご覧ください)

PROFILE
[出生地]マサチューセッツ州ケンブリッジ生れ
[生年月日]1970年10月8日

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