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Interview

『リアル・スティール』のヒュー・ジャックマン

この映画のおかげで僕自身の父親との関係もさらに深まったんだよ

ひげ面がご愛嬌のヒュー・ジャックマンは濃紺のスーツにブルーのシャツというセミフォーマルのスタイルで「リアル・スティール」の会見に現われた。

『僕の父は英国陸軍に居たとき、ボクシングのチャンピオンだったが、なぜか息子たちに当時の話をしたがらなくてね。僕らがいくらけしかけても、あいまいにしか答えなくて、しまいには何かイヤな思い出でもあるのだろうと、僕らも聞かなくなったのだが、この映画のコンサルタントにシュガー・レイ・レナード(元ボクシング世界チャンピオン)が来るといったら、途端に顔を輝かせたんだよ。シュガーにボクシングの基本の手ほどきを受けたなどと話すと、どんなやり方か、とか根掘り葉掘り尋ねてくる。シュガーがボクシングの勝負はコーナーマンで決まる、彼らがボクサーの調子を判断し、試合の駆け引きを指示し、観客とのコネクションを導いていくそうだ、などというと、「その通り、コーナーのコンディショニングで良くも悪くもなるのだよ。シュガーはベストのアンジェロ・ダンディーという名コーナーのおかげであれだけ勝ち抜いていったのだ」などと説明してくれ、父自身のボクシング術なども教えてくれて、この映画のおかげで父子の絆が強まったし、何よりも一対一で戦うボクサーのメンタリティーを知ったのは最高の知識になったね。まず、怒ったりしたら、それでもう負ける。相手を見くびったりする心境はダメ。あくまで対戦相手に対して冷静に臨むということ』

 ロボットに対する興味について。

『昔からロボットに興味があって、「アイアン・ジャイアント」「ターミネーター2」「ウォーリー」などは大好きな映画だし。この「リアル・スティール」は今言った作品と共通で、ロボットにハートが育っていくところが良いのだよね。ほろりとしてしまうだろう。ロボットに人間味を感じて、そのうちに僕らの家族にも役に立つロボットが登場するはずだから、良い傾向のストーリーだしね』

Text by 成田陽子
(続きはSCREEN1月号でご覧下さい)

PROFILE
[出生地]オーストラリアのシドニー生れ
[生年月日]1968年10月12日

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