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Interview

「ラビット・ホール」の ニコール・キッドマン

死による喪失感には恐怖を感じるけど、上手く付き合っていかないといけないのね

今回プロデューサー業も兼ねてニコール・キッドマンが挑戦した主演作が「ラビット・ホール」。ある日、突然、息子を失い深い悲しみの底に居る母親を熱演し、本年度のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

――“死による喪失感”をテーマにした本作に出演する際、自身のパーソナルな部分を反映させましたか?

『もちろん。役を演じるとき、自分の想像力を駆使してその世界観に飛び込もうとするの。私は幼い頃から、人の気持ちに踏み込んでいく才能があったわ。両親が私に本を読んでいると、その物語の中に没頭してしまうことができた。多くの俳優たちはこの能力を持っているんだと思う。“死による喪失感”には恐怖を感じるわね。でも、母親役のダイアンが劇中で言っていたように、喪失感とうまくやっていく方法を学ばなければならないってことは実感するわ』

――役作りをする際に、どのようなリサーチをされましたか?

『深い哀しみという感情について知るために、精神医学の観点から研究した本を読んだわ。それはとても役に立った。それから近親者を亡くしたグループの会合に参加しようとしたのだけれど、「お子さんなど、誰かを失った人しかここには居られないんです」と言われてしまって……その言葉を聞いた時は、ああどうしよう、って思った。踏み込んではいけない場所にずかずかと入ろうとしていたの』

――プロデューサーとしても作品に携わっています。

『この映画ができるまで4年を費やした。しょっちゅうこの作品では儲けを出す事はできないって言われたのよ』
(続きはSCREEN12月号でご覧下さい)

PROFILE
[出生地]ハワイのホノルル生れ
[生年月日]1967年6月20日

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