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Interview

「ランゴ」のジョニー・デップ

実際に全シーンを自分の体を使って演じているんだよ

『「ランゴ」ってものすごく風変わりでウィッティーなアニメだろう?
 ちょうど「パイレーツ・オブ・カリビアン」三作目の終了時にゴア(ヴァービンスキー)がこんなアイデアがあるといってきて、キャラクターがあまりにユニークで奇妙で、僕はストーリーもまだ完成していなかったけれど、ぜひ演じたいと答えた。ゴアとは3本も一緒に映画を手がけてきて、彼のユニークな才能を充分にわかっているし、僕の子供たちのためにもアニメーションのコレクションを増やしていきたいと思ったのさ。何たってロバート・ダウニージュニアの冒険映画ばかり見ているから、親父のパワーも見せたいしね。ジャスティン・ビーバーにはちとかなわないけど(娘のリリー・ローズは彼に夢中でぜひ合わせてくれとせがむそうな)』

 と、ちょっと情けない表情を演出するジョニー・デップはボルサリーノの帽子にベスト、フォーマルなシャツといつもよりぐんとドレスアップして会見に登場。

『今回の映画の撮り方は、まず僕らが全身で演技して、それを3、4台のカメラが撮り、これをILMが感情の表現を主にピックアップしてキャラクターを作り上げていくという今までとは全然異なる方法で、大勢のダンサーとか体を動物のように動かす人たちと世にもヘンテコな動作をして、なんともおかしな現場だった。いつものようにサウンド・スタジオでマイクに向ってセリフを録音するのではなく、実際に全シーンを自分の体でやって、そのボディーランゲージが役に反映されたというわけ。次々に新しい役なり、技術に挑戦して、いつもフレッシュな姿勢を保っていたいから、これからも不思議なシチュエーションに迷い込むだろうね。ゴアもティム・バートンもアイデアにかけては天才的なひらめきを持っているから、機会は永遠に広がっていくと思うし』

 フランス語の吹替えをするつもりは、と聞くと苦笑いして答えてくれた。

『全作品を製作する時間より長くかかるだろうね。まず、パーフェクトなフランス語を話し、このアメリカ版では南部やメキシコ訛りを使っているから、南仏のアクセントやマルセイユ、そしてパリジャンの粋なしゃべり方などを猛特訓して取り組まねばならない。まず時間的に無理だと思うな』

(続きはSCREEN 11月号でご覧下さい)

PROFILE
[出生地]ケンタッキー州オーウェンズボロ生れ
[生年月日]1963年6月9日

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