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Interview

「ライオン・キング ディズニー デジタル3D」のドン・ハーン

3D映画には、観客をその世界に完全に取り込む魔法のような力がある

ディズニー・アニメーション史上最大のヒット作が初の3D作品となって劇場再公開されるにあたり、プロデューサーのドン・ハーン氏に話を聞いた。

Q:『ライオン・キング』が新たに3Dで蘇ると聞いた時の思いは?
私はこの話を初めて聞いた時、『美女と野獣』の3D化に取り組んでいました。『美女と野獣』の3D映像は初期の段階からすばらしい出来だったので、『ライオン・キング』もきっと素晴らしいものになるだろうと思いました。そして実際、そうなったのです。3D化により映画の効果が高められ、物語のなかにさらに深く引き込まれるようになりました。2次元の映画が、3D化で全く別の世界に変わった様子は驚くばかりです。3次元的な要素のなかった世界を、驚異的な技術のおかげで、すばらしい3D作品に生まれ変わらせたのです。

Q:『ライオン・キング』の3D化にかかった期間とその内容は?
9ヶ月かかりました。最初の3ヶ月は映画の準備とテストに費やし、残りの6ヶ月で実際に製作を行いました。映像の製作だけでなく、サウンドも新たに作り直しました。3D映像に負けないサウンドを作るために、オリジナルのサウンドトラックをリミックスしたのです。

Q:3D化のプロセスにはどのように関わったのですか?
私たちは、3D化の成功の第一条件はオリジナル作品の製作者が関わることだと考えました。オリジナル映画の監督、プロデューサー、そして制作チームが参加しない限り、映画を作りなおすことは、不可能でないとしても困難だと思います。だからまず17年前に「ライオン・キング」の監督を務めたロブ・ミンコフとロジャー・アラーズに連絡し、3D化の節目ごとに2人の意見を求めました。私と同じように、ロブとロジャーは3D映像を全てチェックしました。さらにディズニー・アニメーション・スタジオのアーティストや技術者が、そのすばらしい仕事で私たちを支えてくれました。

Q:完成した3D版「ライオン・キング」を初めて見たときの感想は?
3D版の『ライオン・キング』を見た瞬間、私はアフリカに瞬間移動していました。全く見たことのない映像の世界に驚き、嬉しくてたまりませんでした。視覚的にアフリカにいる気分になるばかりでなく、サウンドやその他の全ても、見る人を全く別の場所と時代に連れて行ってくれます。3D映画には、観客をその世界に完全に取り込む魔法のような力があるのです。

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