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Interview

「親愛なるきみへ」のラッセ・ハルストレム監督 来日インタビュー

原作と違うエンディングは公開の2週間前に思いついたんだ

スウェーデン出身の名匠ラッセ・ハルストレム監督が久々に日本にやってきた。

さて今回の「親愛なるきみへ」は「きみに読む物語」などで有名なニコラス・スパークス原作小説の映画化。これまで「ギルバート・グレイプ」や「サイダーハウス・ルール」など原作物の映画化を得意にしてきた監督らしい新作である。

『でもニコラスとはほとんど会っていないんだ。彼がセット訪問に来たときに言葉を交わしたくらい。完成した映画を見た彼は一言「エレガントな映画だった」といってくれたが、それがうれしくてね。他の映画のときも、「サイダーハウス…」のジョン・アーヴィング以外はだいたい著者とはそんな感じだよ。基本的に本を書くことと映画を作ることは違うから、原作者でもあれこれいわれると混乱をきたすからね。実はこの映画の原作では、もっと皮肉なエンディングを迎えるんだが、何か違和感を覚えつつも、その通りに撮影したんだ。でもスタッフもこれでは苦すぎると言っていてね。ずっと気になっていたんだが、全米公開二週間前になった頃、シャワーを浴びていて突然アイデアが浮かんだんだ。二人に希望を持たせるラストにできる!と。プロデューサーを説得して、すぐに撮影しなおし、ぎりぎりで今の形になったんだよ(笑)』

 主演の二人アマンダ・セーフライド、チャニング・テータムも、主人公の父親役のリチャード・ジェンキンズも好演していましたね。

『私が監督に決まった時、チャニングはもう出演することになっていたんだけれど、彼はいろんな類の演技が出来るし、ジョンの役にとても相応しい資質を持っていると思った。アマンダはオーディションで選んだが、ユーモアのセンスがあり、サヴァンナ役にいい味つけをしてくれた。ジェンキンズは、私の予想以上にエキセントリックな役作りをしてくれて、戸惑ってしまった。一度それを薄めた演技もしてもらったが、最終的に彼の判断が正しいと思って元の演技を採用したんだ』

(続きはSCREEN11月号でご覧下さい)

PROFILE
[出生地]スウェーデンのストックホルム生れ
[生年月日]1946年6月2日

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