８月に待望の第二子（女の子）を出産したジェシカ。奇しくも現在公開中の「スパイキッズ４Ｄ：ワールドタイム・ミッション」では初のママ役に挑み、新たな一面を開花！　女優として母として充実感みなぎる彼女にインタビュー。

『私は「スパイキッズ」のファンなの。監督のロバート・ロドリゲスは私が長女を産んだ後、子供の映画をやりたいと言っていたことを知っていてこの役をオファーしてくれたのよ。だから彼がこの作品のことを提案してくれた時、嬉しかったわ！
　家族が一緒に働くとか、家族といる時間を楽しむといったテーマは普遍的ね。それとすべての子供たちは、自分たちが世界を救うというものを見たいと思うし、アクションに参加したいはず。そういったことを「スパイキッズ」映画では楽しめるの。今まで私がやった映画はどれも（子供には）適切じゃなかったけど、この作品は長女のオナーに見せる予定よ！』

もともとファンであったシリーズの最新作「スパイキッズ４Ｄ：ワールドタイム・ミッション」に出演できる喜びを語ったジェシカ。本作では双子の義理の母となる元敏腕スパイの役に挑戦！
　インタビューは第二子妊娠中に行なわれ、初のママ役を演じたことに喜びを感じた様子。

『スパイと母親を同時に演じることはクールだと思ったわ。母親という設定に問題はないけど、唯一気になったのは成長した子供の母親役に私は若過ぎるということね。それで双子の義理の母親になることで落ち着いたわ。それと、ロバートに仕事を持っている親の生活を取り入れたいと提案したの。仕事と育児の両立に苦労している人を物語の中で見せるのは重要。すべてを完全にこなすことが出来ず、働くことと家にいることの間で引き裂かれる人が出てくる。そういった部分に見ている親たちは感情移入出来るはず。だから私が演じたマリッサが親として苦労する様子を描くことは必要な要素だと思ったの。自分が親になっていなかったら、この映画をやっていたかどうか分からないわね。実際、自分の経験を今回の役に持ち込んだわ』

（続きはＳＣＲＥＥＮ11月号でご覧下さい）