彼の意識の高さや洞察力には本当に驚かされたわ。
「glee/グリー 踊る♪合唱部!?」のチアリーダー、クイン役としてブレイクしたダイアナ・エーグロン。7月8日公開の「アイ・アム・ナンバー4」では主人公ジョンと心を通わす、謎めいた美少女を演じている。
―― 『アイ・アム・ナンバー4』に参加した感想は?
「これまでの経験とは全然違っていて楽しかったわ。この前はじめて映像を見たけれど、作品に命が吹き込まれて、効果映像が仕上がったものを見るのはとても面白かった。撮影中とはまるで違うものに仕上がっているから。」
―― テレビ「Glee」にしても今回の映画にしても、物語の大半の舞台が高校。比較してみてどうですか?
「二つともまるで違う世界だから、その質問は大好きよ。「Glee」では極端な登場人物ばかりが揃っているけれど、だからこそあの番組は成り立っていると思うの。この『アイ・アム・ナンバー4』では、学校で味わうよそ者的な疎外感、孤独な少年少女、それに小さな町の雰囲気が表現されているわ。だから、すべてがずっと親密な感じになっているの。私の演じるサラも、よくいるタイプの女の子よ。水槽のように狭い自分の世界を知りつくして、アーティストでもある彼女は、外の世界を見たいと思っている。そんな彼女がジョン(アレックス・ペティファー)と出会うのよ。そういう意味で彼は彼女と対をなす存在ね。すぐにお互いを深く理解し合った二人は、自分の壁をとりはらって、お互いにチャレンジし合いながら、この素晴らしい心の旅をはじめるのよ。だから、この二つの作品は昼と夜ほども違うわ。しかも文字通り昼と夜よね! この映画では夜のシーンばかりだもの。一方の「Glee」は昼間が舞台よ。ここまで正反対な作品に出られるなんて素晴らしいことだわ。」
―― この映画で一番大変だったことは?
「最初のうち大変だなと思っていたことは、ほとんどが夜間撮影だったことだけれど、実は途中で夜間撮影を大好きになっていたわ。始まる前は、とても興味深いけれど、今までとはまるで違うと思っていたの。だって朝の6時とか7時に床について1時とか2時まで眠り、午後の5時とか6時に現場に戻るのよ。でも実際にはとても新鮮で、自分でも気に入っていたわ。だけど、最初はこれまでのスケジュールとはまるで違うものだから、そういう意味で少し大変だったの。」
―― アレックス・ペティファーと会ったのはどの段階でですか?キャスティングのとき?
「キャスティング段階では会わなかったわ。実際に会ったのは衣装合わせの前夜よ。とても気が合ったの。彼はとてもオープンで、この映画に出ることについて興奮していたけれど、そんな彼を見て正直驚いたの。人を勝手に判断しないようにしているし、写真を見ただけで決めつけないようにしているけれど、この作品に情熱を燃やす彼の意識の高さや洞察力には本当に驚かされたわ。彼はこの映画で本当に輝いていると思うの。それも彼の努力のなせるわざだわ。」
―― これから演じてみたい役柄は?
「ファンタジー系の映画に出たいわ。『ロード・オブ・ザ・リング』とかティム・バートン監督作品のような映画に出てみたいの。小さいころからナルニアやホビットの本が大好きだったわ。それがきっかけで読書が好きになって、ストーリーやキャラクターにも興味を持つようになったのよ。だからそういう系の作品の役柄になれたら最高ね。」
『アイ・アム・ナンバー4』7月8日(金)全国ロードショー
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特集「アイ・アム・ナンバー4」
PROFILE
[出生地]ジョージア州生れ
[生年月日]1986年4月30日
クリス・プラット
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」のクリス・プラット
エラ・バレンタイン
「赤毛のアン」のエラ・バレンタイン
ヴィン・ディーゼル
「ワイルド・スピード ICE BREAK」のヴィン・ディーゼル
エマ・ワトソン
「美女と野獣」のエマ・ワトソン
スカーレット・ヨハンソン
「ゴースト・イン・ザ・シェル」のスカーレット・ヨハンソン
ナタリー・ポートマン
「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」のナタリー・ポートマン
トム・ヒドルストン
「キングコング:髑髏島の巨神」のトム・ヒドルストン
ライアン・ゴスリング
「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴスリング
エマ・ストーン
「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン
エヴァ・グリーン
「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のエヴァ・グリーン