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Interview

『アジャストメント』のマット・デーモン

僕は二枚目をあまり演じてないから、 こういう役にトライしたかった

茶色の髪はオールバック、眼鏡、ぐんと厚みが増した体型を強調するピチピチのTシャツと若い頃のカート・ラッセルのように見えるマット・デーモンは、自らの変身について、
『「トゥルー・グリット」(公開中)から「コンテージョン」(年内公開)と体力が要る役を演じていること、新しく生まれた赤ん坊の世話、去年40歳になって中年に仲間入りしたことなどで、かなり体型が変わってきた。毎晩、オシメやミルクとほとんど眠っていないが、子どもたちからはメガトン級のエネルギーが発散され、それを僕はしっかり吸収して心身ともにスーパーマンになりつつあるのだよ。それにしてもワイフと4人の女の子という女性集団の家になってしまい、オス犬でも飼って少しでもバランスを保とうと思っている』と、にんまり。

「アジャストメント」では若き政治家を快演している。
『政治にはもちろん関心があるし、オバマ大統領に会って色々と討論したりもしたが、自分がなりたいと思ったことはないね。外野で政治の方向に色々とエールを送ったり、野次を飛ばす身分で充分だ。ベン(アフレック)の方がイメージ的にも若き大統領みたいで良いと思わない? 政治家の生活が理想と現実では大違いで、本当にやりたいことがほとんどブロックされてしまう現状では、セレブリティーとしての参加の方が効果があるとも思える。親友のジョージ・クルーニーを見たまえ! 人気スターとしてレッドカーペットを歩いた翌日にアフリカに飛んで、人命救助の活動に積極的に取り組んでいる。彼の存在はダイナミックで、僕も非常に影響を受けて、僕なりにアフリカの未開地に水道を引く企画を達成したしね』

さすがハーバード大で学んだだけに、見通しが明るい。
『僕がハーバードに通った頃は「ソーシャル・ネットワーク」に出てくるキャンパスの雰囲気は全くなく、エリートのプライド意識にあふれていたね。ほんの少しで卒業という時に俳優業が忙しくなってしまったが、今さら卒業証書などにこだわる気持は全くない』

「アジャストメント」に出演したきっかけについての質問には
『まず原作が痛快だったし、脚本もすごかった。サイエンス・フィクションにあまり入りこみすぎずに、ロマンス・ドラマに焦点をあてていて、僕はこういう二枚目風の役をあまり演じてないから、ぜひトライしてみようと。ウォルドルフ・アストリア・ホテルの男性用トイレで知り合った女性に一目惚れして、再びバスで乗り合わせ、その偶然と謎の集団の不思議な阻止、そして彼が同じ時刻のバスに何度も乗っては彼女の姿を探す行動が何ともロマンチックで共感を呼ぶと思ったし』

(続きはSCREEN6月号でご覧下さい)
Text by Yoko Narita

PROFILE
[出生地]マサチューセッツ州ケンブリッジ生れ
[生年月日]1970年10月8日

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