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Interview

ジョニー・デップ Johnny Depp in “The Tourist”

ウチとアンジーたちの子供同士がすぐに仲良くなって家庭的な撮影現場だった

「ツーリスト」でのジョニー・デップは田舎の数学教師という設定で、上着にシャツとフツーの服装(長髪とヒゲはともかく)なのだが、会見にはまた、恒例のソフト帽、白いベストにチェーンがジャラリ、雑貨屋から拾ってきたようなアクセサリーたくさんにジャック・スパロウ船長用の金歯と、普段着の方がはるかに“衣装”っぽい。
『僕にとって洋服は甲冑のようなもの。自らを敵から防ぐために着るんだよ』
 と、わかったようなわからないような持論を吐いて、さて、アンジェリーナ・ジョリーについては、鼻のあたりをこすりながら、多少モジモジして話してくれる。
『前から彼女の演技力、美しさ、社会奉仕など、見聞きしては尊敬の念を強めてきた。おかしなことに同じ映画界にいても、正式に会ったのははじめてだったが、すぐに打ち解けて彼女のユーモラスな会話に引き込まれてね。その昔、ブラッド(ピット)には彼が「21ジャンプ・ストリート」(若き日のジョニーが主演していたテレビ・シリーズ)に出たときに会ったことがあるんだよ。彼らの子供たちとウチの子供たちとすごく仲良くなって、実に家庭的な撮影現場だった。ベニスのロケは良かったね。観光客として訪れるだけでは味わえないホンモノの美しさ、食事、ローカルの人たち、文化をたっぷりと体験し、いつか自宅を持ちたいなとさえ思った。撮影のない夜、10時頃から朝の2時頃までベニスを歩き回って、ミステリアスでロマンチックなバーや街の雰囲気を楽しんだりもしてね』


『ヒッチコックのスリラーのサスペンスと昔のハリウッド映画の豪華なグラマー性がミックスし、監督があのフローリアン(ヘンケル・フォン・ドナースマルク)と聞いて出演をOKした。「善き人のためのソナタ」は僕の大好きなドイツ映画だし。いざ当人に会ったら、まず背が高いのに仰天し、英語、ドイツ語はもちろん、ロシア語からフランス語、イタリア語もペラペラで何しろ貴族の家柄に生まれたそうで、ヨーロッパのハイソサエティーの習慣やスタイルを身につけていて、彼のセンスがこの映画にエレガントに反映されていると思う』
(続きはSCREEN3月号をご覧下さい)
TEXT by 成田陽子

PROFILE
[出生地]ケンタッキー州オーウェンズボロ生れ
[生年月日]1963年6月9日

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