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Interview

「クリスマス・ストーリー」のマチュー・アマルリック Mathieu Amalric

デプレシャン監督の映画は新しい希望を見せようとしていると思う

 今春行なわれたフランス映画祭に出演作「クリスマス・ストーリー」をPRするため来日したチュー・アマルリック。飛行機の時差ボケが辛そうでしたが、彼が本作で演じる次男アンリそのままの喋り口で、リラックスしながらインタビューに応じました。

 アルノー・デプレシャン監督の常連キャストである彼は、同じく常連の女優エマニュエル・ドゥヴォス(フォニア役)とは今回が3度目の共演になります。
『エマニュエルとはよくカップル役で共演しているね。僕が演じるアンリは、家族に迷惑をかけて挑発するどうしようもない男だけれど、フォニアは彼を救うことが出来るんだ。そういう恋人を僕自身欲しいと思うよ(笑)。久々に帰省しても家族団らんに喧嘩をふっかけるアンリの怒りを彼女は包み込んでくれる。デプレシャン監督の世界は、現実の問題を突き詰めて、家族が抱える傷口や衝突など嫌な面を曝け出すけれど、それが目的ではなく、全て問題が出たところで、新しい希望を見せようとしていると思う。そういう意味でフォニアの存在は映画のキーになるんだ』

 自身も映画を撮るアマルリックは、監督の演出をどんな視点で見ているのでしょう。
『監督はいつも俳優から登場人物が秘めている燃え立つ感情を引き出したいと思っているんじゃないかな。彼は男女のベットシーンを見せずに、男女の機微が描ける。男女の立ち位置や動作、繊細なボディー・ランゲージで、二人がどんな感情抱いているか感じさせてしまう。例えば駅のシーンで、フォニアがアンリに後ろから絡みつく動作もそう。車の中でシモンとシルビアが見せる手の動きも、二人の関係性を語っているんだ』
(続きはSCREEN12月号でご覧下さい)

PROFILE
[出生地]フランスのオー・ドゥ・セーヌ生れ
[生年月日]1965年10月25日

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