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Interview

ジェフ・ブリッジズ Jeff Bridges

脚本が送られてくる度にまずは断ろうという姿勢で読み始めるんだ

「クレイジー・ハート」のアル中カントリー歌手役で見事、アカデミー主演男優賞を得たジェフ・ブリッジズは、これまで何度も候補になりながら、常に見過ごされてきたため、忘れられた、とか、低く見積もられがちな俳優というレッテルを貼られてきた。

『やれ、スター性がないの、ハングリーさに欠ける、などといわれているのはよく知っているが、僕自身はものすごくみんなに価値を認められていると思っているし、素晴らしいキャリアに恵まれ、巨額のギャラをもらい、色々な役を楽しんでいるんだよ。何にも文句をいっていないし、他人が勝手にとやかくいっているだけなのさ』

 ゆっくりと例のしわがれた声でブリッジズは愉快そうに語る。

『映画の中でロバート・デューヴォール扮するじいさんが“何はともあれ、趣味を持て!”と力説するように、僕はこれまでの人生、趣味に没頭してきたんだよ。写真、絵画、詩、作曲に演奏と、クリエイティブなほとばしりを色々なところに吐き出している。もちろん俳優業も好きだが、小さい頃から父親に俳優になれといわれてきたために、多少の敬遠感があってね。だから脚本が送られてくる度に、まずは断ろう、という絶対的な姿勢で読むんだ。ロケでは何か月も家を離れ、大好きなワイフを置き去りにし、趣味が高じてキャリアに近い写真や作曲をやれないのがたまらなくイヤだから。そういう状況で「クレイジー…」の脚本を読んだ時、これは「恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」(89)と同じ音楽を中心にしたドラマで「恋の…」の時はデーヴ・グルーシンというジャズの大家が作曲してくれて、これをしのぐ作品はまずないだろうと断ったんだ。しばらくして30年来つきあっているT・ボーン・バーネットに会ったら、作曲を手がけても良いというではないか!これで決心がついたんだ』

(続きはSCREEN7月号でご覧下さい)
Text by 小野亜優

PROFILE
[出生地]ペンシルベーニア州ピッツバーグ生れ
[生年月日]1952年10月22日

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