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Interview

ガボレー・シディベ Gabourey Sidibe in“Precious”

「プレシャス」のガボレー・シディベ 特に楽しかったのは空想でモデルのようになるシーンの撮影!

映画デビュー作「プレシャス」でいきなりオスカー候補に上った“現代のシンデレラ”が初来日! 体重一五〇キロのその体には誰にも負けない大きな才能が秘められていた。

『「プレシャス」の現場では、私は演技経験ゼロの女の子で、周りはぜんぶプロの役者。もちろん最初はナーバスになったけど、それもすぐ消えて、どんどん楽しくなったわ。モニークに圧倒されて萎縮したことも無かったし、最初はマライア・キャリーやレニー・クラヴィッツに会えて興奮したけど、それもすぐ慣れちゃった(笑)。特に楽しかったのは空想のシーン。きれいにメイクして、ドレスを着て、モデル風に撮影されるのが楽しかったわ』

 彼女が演じたプレシャスは、父親から性的虐待を、母親から肉体的虐待を受け、学校ではイジメに遭い、空想に慰めを求めるしかない女の子。

『プレシャスはまだ十六歳。両親から虐待を受けて、自分に自信を持てないでいる。私自身は彼女より年上だから(現在二六歳)、十六歳特有のぎこちなさみたいなものはもう経験済みだったけど、プレシャスにはすごく親しみを感じたわ。彼女はハーレム出身で、私も育ったのはハーレム。周りにはこういう子たちがたくさんいたし、昔から一緒に育ってきたような感覚だったわ』

 なにより驚かされるのは、彼女にそれまでほとんど演技経験が無かったという事実。

『女優になるなんて夢はまったく持ってなかった。本当に気まぐれでこの映画のオーディションを受けたら、あれよという間に私は女優になってた。たぶん先入観がなく、オープンな気持ちだったのが良かったんだと思う。役作りの何が大変かなんて知らなかったし(笑)。でも今回の現場に入った瞬間に、天職を見つけた感覚があったわ。これからは女優、エンターテーナーとして活躍していきたい』

(この続きはSCREEN6月号でご覧下さい)

PROFILE
[出生地]ニューヨークのブルックリン生まれ
[生年月日]1983年5月6日

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