25年間迷子だった男が、“Google Earth”を使って起こした奇跡の実話を映画化。5歳の時にインドで迷子になり、養子としてオーストラリアで育った男が、世界中の衛星写真を閲覧できるGoogle Earthと出会い、生き別れた家族を見つけ出そうと決意する。新鋭ガース・デーヴィスの初監督作。数奇な運命を辿る主人公サルー役に「スラムドッグ＄ミリオネア」のデーヴ・パテルが扮するほか、ニコール・キッドマン、ルーニー・マーラが共演。5歳のサルーを演じるのは映画初出演の子役サニー・パワール。1986年、インド。５歳の少年サルー（パワール）は貧しいが幸福な生活を送っていたが、言葉も通じない未知の土地で迷子になった。2008年、青年サルー（パテル）はメルボルンにある学校でホテル経営を学んでいた。20年以上前、インドの施設で保護された彼を、オーストラリアのジョンとスー（ニコール）の夫妻が引き取り、養子として育てたのだ。優しい養父母、美しい恋人（ルーニー）と幸せに暮らすサルーだが生き別れた家族への思いは日に日に強くなっていく。