現代社会とは距離を置き、大自然の中で自給自足のサバイバル生活を送る一家の奇想天外な冒険と絆を描くロードムービー。カンヌ国際映画祭“ある視点”部門の監督賞に輝いた。これが長編2作目となるマット・ロス監督が自ら脚本も書き下ろした。自分のすべてを子どもの教育に注ぐ父親ベンを「ロード・オブ・ザ・リング」のヴィゴー・モーテンセンが演じ、本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネート。若手注目株ジョージ・マッケーが長男役、そのほかの一家の子どもたちにはオーディションで発掘された子役たちが抜擢されている。電気やガスも通らず、携帯の電波さえ届かないアメリカ北西部の大森林でサバイバル生活を送る一家がいた。現代の文明社会と決別した父親ベン・キャッシュ(モーテンセン)とその6人の子どもたちだ。独特な教育方針のもと、7歳から18歳までの子どもたちはみな古典文学や哲学書を読み、6か国語をマスター。アスリート並みに体を鍛え、ナイフ一本でサバイバルする術まで身につけていた。病気で母が他界したのを機に、一家は母親の“最後の願い”をかなえるため、スティーブと名付けたバスで初めての旅に出る。目指すのは、葬儀が行なわれる2400キロ離れたニューメキシコだ。
スタッフ・キャスト
[監督]マット・ロス
[出演]ヴィゴー・モーテンセン、ジョージ・マッケー
上映時間:1時間59分
配給:2016年アメリカ映画/松竹配給
公開日:4月1日公開 ©2016 Captain Fantastic Productions, LLC. All Rights Reserved.
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