第1次世界大戦のきっかけとなったオーストリア皇太子夫妻暗殺事件=サラエヴォ事件から100年の記念式典を開こうとしているホテルが舞台の群像サスペンスで、ダニス・タノヴィッチ監督の最新作。ベルリン映画祭で審査員グランプリと国際批評家連盟賞を受賞。 ベルナール・アンリ・レヴィの戯曲が原案で、舞台版で主演したジャック・ウェバーが同役で出演しているほか、イズディン・バイロヴィッチらユーゴスラビアやボスニア・ヘルツェゴビナ出身の俳優が共演している。
“サラエヴォ事件”から100年の記念式典の準備に追われているサラエヴォの老舗ホテル、ホテル・ヨーロッパ。支配人オメル(バイロヴィッチ)がフランス人VIP(ウェバー)を迎え、屋上ではジャーナリストの女性ヴェドラナがTVの特番のためインタビューを続けている。ホテルは経営難で賃金の未払いが続いているため、従業員たちはストをしようと準備中だ。
スタッフ・キャスト
[監督]ダニス・タノヴィッチ
[出演]ジャック・ウェバー、イズディン・バイロヴィッチ
上映時間:1時間25分
配給:2016年仏=ボスニア・ヘルツェゴビナ映画/ビターズ・エンド配給
公開日:3月25日公開 ©argo Cinema, SCCA/pro.ba 2016
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