「セッション」で米映画界の新たな才能と賞賛されたデーミアン・チャゼル監督の新作はミュージカル。夢を叶える街ロサンジェルスを舞台に、女優を目指す若い女性とジャズに心酔するピアニストの男の恋をビター・スウィートなタッチで描きながら、往年の名作ミュージカルへのオマージュをちりばめ、今度のアカデミー賞でも有力とされている話題作。主演は本作でベネチア国際映画祭女優賞に輝いたエマ・ストーン、「ドライヴ」などの演技派ライアン・ゴスリング。二人を囲んで「セッション」でオスカー助演男優賞を受けたJ・K・シモンズ、グラミー賞シンガーのジョン・レジェンドらが共演。また作曲を「セッション」のジャスティン・ハーウィッツ、音楽プロデュースを「ムーラン・ルージュ」などのマリウス・デ・ヴリーズ、振付を「glee」などのマンディー・ムーアが担当。
ちなみにタイトルの“ラ・ラ・ランド”とはロサンジェルス、主にハリウッドの愛称や、ハイになる状態などを意味するという。