黒澤明監督の名を世界に轟かせた1954年の名作「七人の侍」。その舞台を西部開拓時代のメキシコに移してハリウッド・リメークされた1960年の「荒野の七人」。そして2017年、映画史に燦然と輝くこの二作品の遺伝子を受け継ぐ、新たな時代の西部劇が誕生する。権力者の横暴に苦しむアメリカ西部開拓者の町、ローズ・クリーク。正義のために立ち上がったのは、アウトローとして生きてきた七人の男たち(=マグニフィセント・セブン)だった。
圧倒的な軍勢にわずかな人数で立ち向かう七人のガンマンたちのリーダー、賞金稼ぎのサムを演じるのは「イコライザー」のデンゼル・ワシントン。さらに“七人”のメンバーとして「ジュラシック・ワールド」のクリス・プラット、「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホーク、「大脱出」のヴィンセント・ドノフリオ、「G.I.ジョー」のイ・ビョンホンらが名を連ね、ヒロインに「ガール・オン・ザ・トレイン」のヘーリー・ベネット、敵役には「ブラック・スキャンダル」のピーター・サースガードと豪華なキャスティングが実現している。
監督は「トレーニング デイ」「サウスポー」など骨太なアクションで知られ、主演のデンゼル・ワシントンとはこれで三度目のタッグとなるアントワン・フークア。CGやVFXは多用せず、実際に俳優やスタントマンによる生身のアクションが行なわれている。音楽を手がけたのは「タイタニック」のジェームズ・ホーナーで、これが遺作となった。
スタッフ・キャスト
[監督]アントワン・フークア
[出演]デンゼル・ワシントン、クリス・プラット
上映時間:2時間13分
配給:2016年アメリカ映画/ソニー・ピクチャーズ配給
公開日:1月27日公開
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